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【熱中症】対策には水分補給が重要だけど…実は「飲むと熱中症リスクが上がる」飲み物があった

熱中症対策のためには水分補給が大切。しかし、飲むことで逆に熱中症リスクを上げてしまう可能性がある飲み物もあるようです。医師が解説します。

熱中症リスクが上がる可能性のある飲み物とは…
熱中症リスクが上がる可能性のある飲み物とは…

 一気に気温が上昇し、真夏のような暑さの日が続いています。暑い季節になると熱中症の危険性が高まるため、水分補給が何よりも重要とされていますが、飲むことで、いわば間接的に「熱中症のリスクを上昇させ得る飲み物」もあるようです。eatLIFEクリニック(横浜市旭区)院長で内科医・糖尿病専門医の市原由美江さんに、注意が必要な飲み物について教えていただきました。

利尿作用が脱水を誘発

Q.まず、熱中症について教えてください。

市原さん「熱中症とは、暑い環境にいることで熱が体の中にこもり、さらに脱水によって、汗による熱の放散が十分できないために起こる症状のことです。

初期症状としては、めまいや吐き気、倦怠(けんたい)感、頭痛、筋肉痛などがあり、重症になると意識障害を起こし、命に関わることもあります。子どもや高齢者、体調が悪い人、暑い環境に慣れていない人は熱中症のリスクが高いです」

Q.熱中症のリスクを(間接的に)上げる可能性がある飲食物はありますか。

市原さん「緑茶、紅茶、ほうじ茶、ウーロン茶といったカフェインを含むお茶、コーヒー、そしてアルコール飲料は、熱中症のリスクを上げる可能性があります。どちらも利尿作用により、体内の水分が排出されてしまい、脱水が誘発されてしまうからです。水分補給時には注意が必要といえます」

Q.夏場、これらの熱中症のリスクを上げる可能性がある飲み物を摂取するとき、どんなことに注意すればよいですか。

市原さん「お茶であれば、カフェインの含まれていない麦茶やルイボスティー、カフェインが少なめのほうじ茶などにしましょう。もし、カフェインの含まれるお茶やコーヒーを飲んだとしても、さらに水分をこまめに取れば、大きな心配はいりません。

アルコールは脱水を誘発するので、暑い環境での飲酒は控えましょう。アルコールの後に同量の水を飲むことで脱水を防ぎやすくなります」

(オトナンサー編集部)

【画像】「えっ……!」→これが「熱中症リスクを上げる」可能性のある飲み物です(6つ)

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市原由美江(いちはら・ゆみえ)

医師(内科・糖尿病専門医)

eatLIFEクリニック院長。自身が11歳の時に1型糖尿病(年間10万人に約2人が発症)を発症したことをきっかけに糖尿病専門医に。病気のことを周囲に理解してもらえず苦しんだ子ども時代の経験から、1型糖尿病の正しい理解の普及・啓発のために患者会や企業での講演活動を行っている。また、医師と患者両方の立場から患者の気持ちに寄り添い、「病気を個性として前向きに付き合ってほしい」との思いで日々診療している。糖尿病専門医として、患者としての経験から、ダイエットや食事療法、糖質管理などの食に関する知識が豊富。1児の母として子育てをしながら仕事や家事をパワフルにこなしている。オフィシャルブログ(https://ameblo.jp/yumie6822/)。eatLIFEクリニック(https://eatlife-cl.com/)。

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