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ロート製薬、全従業員対象に風疹ワクチンを無料化 5年ぶりの大流行受け、国内5拠点で実施

風疹が5年ぶりに大流行している中、企業がワクチン接種の無料化に乗り出しました。

ロート製薬が風疹ワクチンを全従業員対象に無料化(写真はイメージ)
ロート製薬が風疹ワクチンを全従業員対象に無料化(写真はイメージ)

 今年の風疹患者が累計1000人を超え、5年ぶりの大流行となる中、ロート製薬(大阪市生野区)が10月19日、約1700人の全従業員を対象に風疹のワクチン接種を無料化することを発表しました。風疹は、妊娠初期の女性が感染すると胎児が風疹ウイルスに感染し、難聴や心疾患などの障害を持った子どもが生まれる可能性があり、国立感染症研究所などが注意喚起しています。

女性社員が約6割、出産後も働く人多く

 ロート製薬によると、ワクチン接種の無料化は、風疹患者の急増を受けて「社員の健康を守るだけでなく、予防接種を受けずに発症し、周囲への感染拡大を助長させないことが会社を挙げて取り組むべき課題」として実施。女性社員が約6割を占め、出産後もほぼ100%の女性が仕事を続けていることや、風疹患者が多いとされる30~50代の男性社員が多いことも背景にあるそうです。

 また、自治体によっては抗体検査やワクチン費用の助成制度があるものの、業務多忙で外部医療機関での接種が受けられない社員もいることから、無料化に加えて、各職場での集団予防接種も行うとしています。1人当たり1万円弱かかる費用は会社がすべて負担します。

 集団接種は10月19日の東京支社を皮切りに、大阪市の本社など国内5拠点で順次実施。派遣社員を含む希望者に無料で行います。集団接種に参加できない社員には、外部の医療機関でワクチン接種を受けた費用を全額補助するとのことです。

 ロート製薬広報CSV推進部の担当者は「風疹ワクチン接種の無料化は初めての取り組み。今回の取り組みで、社員と家族、次世代の赤ちゃんの健康を守っていきたいです」と話しています。

 国立感染症研究所感染症疫学センターが発表した「風疹急増に関する緊急情報」(2018年10月10日現在)によると、2018年の第1週から40週の風疹患者累積報告数は1103人で、2013年の1万4344人以来、5年ぶりに1000人を超える患者数が報告されています。

(報道チーム)

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コメント

1件のコメント

  1. 従業員や従業員と関わる方々ならびにその家族を守る素晴らしい姿勢だと思います。
    他の事業体においても同様の取り組みがなされることを期待したいです。