【漫画】育児こなしながら、「量販店」店長として勤務 母がバリバリ働く“納得の理由”とは?
量販店の店長として、毎日忙しく働いている母。保育園のお迎えはいつも最後になり、娘は寂しそうにしていることもありました。あるとき、友人から「なぜそんなに働くの?」と聞かれて…。Instagramで公開された漫画が、働く母親たちの共感を集めて話題になった、作者のきあちさんにお話を聞きました。
働く母親の複雑な心境を描いた漫画「私が働く理由」が、Instagramでワーキングマザーたちの共感を集めて話題となっています。
量販店の店長として、毎日忙しく働いている母。あるとき友人から、「経済的に問題はないのに、なぜそこまでして働くのか」と聞かれました。彼女が働く理由、それは…。読者からは「心がギュッとなりました」「その気持ち、よく分かります!」などの声が上がっています。
「なんでそんなに働くの?」と聞かれたことがきっかけで漫画を制作
この漫画を描いたのは、2児の母のきあちさんです。Instagramとブログ「きあちのマンガ牧場」でエッセイ漫画などを発表しています。また、作品をKindleにまとめた「100日後に復職するママ」を無料配信中です。きあちさんに、作品についてのお話を聞きました。「私が働く理由」は現在も連載中で、続きはInstagramのアカウントからお読みいただけます。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
きあちさん「小学校の頃から、遊びでは描いていました。投稿するようになったのは1年半くらい前で、Instagramのアカウントを立ち上げたのもその頃です。育休中に何かをやってみたい、と思ったのがきっかけです。当時夫が脱サラをして、好きなことを始めていたので、『私が本当にやりたい好きなことって何だっけ?』と考えたとき、行き着いた先が漫画でした」
Q.このエピソードを漫画にした理由を教えてください。
きあちさん「ハードなワーママ生活を送っていて、友人に『なんでそんなに働くの?』と聞かれたとき、私自身もきちんと答えを返せませんでした。『ひょっとして誰か共感してくれるかな』と、その頃のエピソードをもとに漫画にしてみました」
Q.実体験に基づいた創作ストーリーということですが、実体験は何割くらい入っていますか。
きあちさん「順番などは前後していますが、ほぼ9.9割は実体験です(笑)」
Q.漫画「私が働く理由」を、どのような人に届けたいですか。
きあちさん「この漫画は、育休中に描きました。働くことの選択、育児と仕事の比重や両立に悩んでいる人は、とてもたくさんいると感じています。そのような人たちに、『こういう人もいるよ』と、安心してもらえたらうれしいです」
Q.作品に、どのようなコメントが寄せられましたか。
きあちさん「意外と共感してもらえる声が多くて、うれしかったです。“ワーママVS専業主婦”のような構図が好きではなく、この話がワーママ寄りのお話なので少し心配していましたが、“お母さん”という共通点でつながっていて、共感しあえることに安心しました」
Q.今後の創作活動で、取り組んでいきたいテーマはありますか。
きあちさん「創作漫画を描いてみたいです!」
(オトナンサー編集部)
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