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夏に「冷え性」なぜ? 甲状腺&血管に問題も 改善法8選を専門家が解説

夏の冷え性を改善するには?

Q.夏の冷え性を改善するには、どのような対策が有効なのでしょうか。

箕浦さん「夏の冷え対策として、『冷房の使い方を見直す』『衣類で調整』などが効果的です。これらの対策を取り入れることで、体温調節を助け、冷えを防ぐことができます」

(1)冷房の使い方を見直す
冷房の設定温度は26~28度と高めにするとともに、冷たい空気が下にたまらないよう、サーキュレーターを使って循環させましょう。また、冷房のタイマー機能を使用し、部屋が冷え過ぎないように調整してください。エアコンや扇風機の風が直接、体に当たらないように風向きを調整することも大切です。

(2)衣服で調整
室内で過ごす際は、薄手のカーディガンやストールを持ち歩き、冷えを感じたときに羽織るようにします。特に手首や足首、首といった『三首』には太い血管が集まっているため、ここを温めると、全身の冷えを防ぐ効果があります。靴下やリストバンド、レッグウォーマー、ネックウォーマーなどを活用すると効果的です。

(3)温かい飲み物を摂取する
冷たい飲み物は体を冷やす原因になるため、常温か温かい飲み物を選ぶようにします。ショウガ湯やハーブティー、黒焼き玄米茶、温かいお茶などがお勧めです。カフェインを多く取ると冷えやすくなる可能性があるため、なるべくノンカフェインの飲み物を選ぶのをお勧めします。

(4)食生活の改善
夏でも温かい食事を心掛け、体を内側から温める食材を取り入れましょう。例えば、鶏肉やショウガ、ニンニク、ネギ、唐辛子(少量)など、体を温める効果がある食材を使って調理するのもよいでしょう。ニンジンや大根、ゴボウといった根菜類は体を冷やしにくく、スープなどに調理すると、消化にも優しいのでお勧めです。また、山芋(長芋)や海藻類なども体を温める効果があります。

(5)入浴で体を温める
夏でも入浴の際は、湯船につかりましょう。38~40度のぬるめのお湯にゆっくりとつかることで、リラックスしながら体の芯から温まることができます。

(6)適度な運動
運動によって血流が良くなり、冷えが改善されます。朝の時間に軽い運動をすることで代謝が上がり、一日中冷えにくくなるため、起床直後の軽いストレッチやヨガなどは効果的です。時間がない場合は、かかと上げ運動やふくらはぎストレッチなど、隙間時間を使った軽い運動でも良いでしょう。

(7)自律神経のバランスを整える
規則正しい生活リズムを心掛け、睡眠を十分に取ることで自律神経のバランスを整えることができます。就寝前にスマホを使わないことも、睡眠の質を上げます。また、ストレスをためないように、リラックスする時間や趣味の時間を持つことも大切です。

(8)ツボ押しやマッサージ
冷え性に効果があるツボを押すことで、血行が良くなり、冷えが和らぐことがあります。例えば、足の内くるぶしの頂点から指4本分上がったところで、骨と筋肉の境目にある『三陰交(さんいんこう)』のほか、親指と人さし指の間のくぼみにある『合谷(ごうこく)』などを押すのが効果的です。また、足湯やマッサージも血行促進に役立ちます。

これらの方法を組み合わせて行うと、冷えの改善につながっていくと思われます。

(オトナンサー編集部)

【画像】ぜひ押してみて! これが「冷え性」に聞く“ツボ”です

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箕浦雅子(みのうら・まさこ)

薬剤師、Reblood 健康アドバイザー、健将グループ社長、食養アドバイザー

チョコレート嚢胞(子宮内膜症)破裂により両卵管を一部切除。子どもは望めないと言われるも、自然妊娠にて3人の子どもを授かる。また、両親の影響で子どもの頃から食養に触れていたが、チョコレート嚢胞破裂による入院をきっかけに真剣に学ぶ。その後、さまざまなセミナーや書籍を通して人生哲学を学ぶなか、易経に出会い、今までの学びと食養の関係がふに落ちる。現在、学校薬剤師として、小学校で酒、たばこ、薬物乱用に関する教室を行うほか、食の大事さや子育ての楽しみ方、夫婦円満の秘訣など、リクエストに応じた演題でセミナーも随時開催。

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