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「私の理想の人だよ」 “18歳年下”女性との結婚を夢見た41歳男性の末路

気が付いたら60万円貢ぎ…連絡が取れなくなった

本郷のぶおさん(41歳、仮名)は39歳のときに結婚相談所に入り、1年間の婚活の末、2つ下の女性と成婚退会をしました。ところが、50万円の婚約指輪を送り、新居を2人で探したり、結婚式場を巡ったりしているときに、「結婚はやめたい」と彼女が言い出したのです。

 贈った指輪が、宅配便で送り返されてきました。そこには手紙が添えられていて、「結婚の話を進めていくうちに、あなたとは生きていく価値観が違うと感じるようになりました」と書かれていました。

 そこからは電話を入れても出ず、LINEを送っても既読にならず。彼女が住んでいたアパートを訪ねると、そこは既に引っ越した後でした。

 指輪代に加えて、結婚後に2人で住む新居の前金なども支払い済みだったのぶおさんは、「もう婚活にお金はかけられない」と、無料のアプリを始めました。

 そのアプリで、18歳年下の藤田まこさん(仮名)に出会いました。彼女は19歳のときに妊娠したのですが、子どもが生まれる前に男性がいなくなってしまい、未入籍のままシングルマザーになったという女性でした。

 出会ったときに、まこさんが言ったそうです。

「責任感のない同世代の男性は、もうこりごり。年上でしっかりした大人の男性との結婚を考えているの」

 のぶおさんは、それはまさに自分だと思いました。LINEをすれば、すぐに返信があり、「今日は楽しかった。ありがとう」「私の理想の人だよ」「出会えたことを神様に感謝してる」といった返信が来るので、のぶおさんは有頂天でした。

 こうして、まこさんとの結婚を夢見るようになったのですが、お付き合いが始まって2週間がたった頃から、「子どもが病気になって手術をすることになったんだけど、今、お金の持ち合わせがない」「今月は、子どもの入院費が思いの外かかってしまって、家賃が払えない」などと、お金を無心されるようになったのです。

 10万、20万…と小出しに渡しているうちに、気が付くと60万円ほどの現金を渡していました。前回の婚約破棄でお金を使っていたので、貯金額もどんどん減っていきます。さすがに、「これはおかしい」と思うようになりました。

 そこで、彼女が住んでいると聞いていた住所をGoogleマップで検索してみると、そこは人が住むマンションではなく、雑居ビルになっていました。

 さらにまた「今月の生活費が」とお金を無心するLINEが来たので、「住所をGoogleマップで調べたよ」と伝えると、そこから電話がつながらなくなり、LINEはブロックされてしまいました。

 共通の知り合いもいないため、どうにも手立てができず、結局は諦めるしかなくなりました。

「少し前に話題になった“頂き女子”に引っかかった男性は、何千万円と貢いでしまったようですが、自分は60万円だったので、これも痛い人生勉強だと思って諦めました。探偵や弁護士を頼むお金もありませんし」

 婚活で出会った相手が、お金の無心をしてきたときには、どんなケースでも要注意です。

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鎌田れい(かまた・れい)

仲人・ライター

雑誌や書籍のライターとして活動。得意分野は、恋愛、婚活、芸能、ドキュメントなど。タレントの写真集や単行本の企画構成も手がけてきた。あるカリスマ仲人を取材したことをきっかけに「ご縁を結ぶ仕事」に興味を持ち、現在は結婚ナビゲーターとしても活動中。婚活のためのレクチャーやイベントも多数開催する。プライベートでは、婚活パーティーで知り合った夫と結婚し、双子の母。自らのお見合い経験を生かして結婚相談所を主宰する仲人でもある。「最短結婚ナビ公式サイト」(http://www.saitankekkon.jp)、YouTube「仲人はミタ チャンネル」(https://www.youtube.com/channel/UCObGYwIfj_oY-cm9LlnFmdA)。

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