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「一人っ子でかわいそうね」「子育て中はネイルしないで」…しゅうとめからの「役に立たない育児アドバイス」9選

「専業主婦なんだから、時間あるでしょ」

【「抱っこばかりしていると“抱き癖”がつくわよ」】

子どもが泣くたびに抱っこしてやっていると、「ちょっと甘やかし過ぎているんじゃない?そんなことをしていると、抱き癖がついてしまうわよ」と言ってくるしゅうとめがいます。しかし、それは時代錯誤です。今や「抱き癖をつけましょう」が主流です。幼い頃は、泣いたらたくさん抱っこをし、安心させることによる親子の愛着形成が必要なのです。

【「専業主婦なんだから、時間あるでしょ」】

午前9時から午後5時まで会社で仕事をし、しつけやトイレトレーニング、給食指導などをプロの保育士にやってもらっているママの方が、子育てのストレスが少ないことは実際にあります。ランチだって、会社勤めをしていれば同僚とゆっくり食べられますよね。

一方、0歳から3歳まで、ママが家庭で育てていると、何をするにも子どもがずっとくっついてきます。トイレはドアを開けたまま済ませ、ご飯は立ち食い状態…なんてこともざらでしょう。

しかも、ワーママは「子育てと仕事を両立していて立派だわ」と評価されても、専業主婦は「頑張って専業主婦しているね」とは誰も褒めてくれず、孤独なのです。夫が帰宅するまで「今日も、誰とも口をきかなかった」という状態なのです。そんなママの状況を知れば、「専業主婦なんだから…」なんて言葉を軽々しく口にできないはずです。

【「子育て中なんだから、ネイルしないで」】

さすがに、爪が長く、とがっていると赤ちゃんの肌を傷つけることもあるかもしれませんが、普通の長さに整えていたら、ネイルをしていても赤ちゃんはけがをしませんよ。

常に目に入る手元をかわいくしていると、テンションが上がるもの。家事をしていても子どもの世話をしていても、かわいいデザインの爪が目に入れば、ハッピーな気分になります。これで子育てのストレスが緩和されることもありますし、子どもが「ママかわいい!」と喜んでくれることもあります。だから許してほしいのです。

 以上、しゅうとめからの「役に立たないアドバイス」でした。身内だからこその心配である点は理解しつつ、「ああ、私のためを思って、またクソみたいなアドバイスをしてくれているなあ」と上手にスルーしましょう。

(子育て本著者・講演家 立石美津子)

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立石美津子(たていし・みつこ)

子育て本著者・講演家

20年間学習塾を経営。現在は著者・講演家として活動。自閉症スペクトラム支援士。著書は「1人でできる子が育つ『テキトー母さん』のすすめ」(日本実業出版社)、「はずれ先生にあたったとき読む本」(青春出版社)、「子どもも親も幸せになる 発達障害の子の育て方」(すばる舎)、「動画でおぼえちゃうドリル 笑えるひらがな」(小学館)など多数。日本医学ジャーナリスト協会賞(2019年度)で大賞を受賞したノンフィクション作品「発達障害に生まれて 自閉症児と母の17年」(中央公論新社、小児外科医・松永正訓著)のモデルにもなっている。オフィシャルブログ(http://www.tateishi-mitsuko.com/blog/)、Voicy(https://voicy.jp/channel/4272)。

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