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「結論から話して」上司・先輩に“指摘”されたことある? ビジネスパーソン400人に聞く「話し方」のリアル

あなたは、会社の上司や先輩から「結論から話して」と言われたことがありますか。そんな“指摘”経験に関する調査結果が発表されました。

「結論から話して」と指摘された経験は?
「結論から話して」と指摘された経験は?

 ビジネスシーンにおいて、上司や先輩から「結論から話して」と指摘を受けた経験はないでしょうか。そんな指摘に関する調査結果が、営業支援サービスを提供する営業ハック(東京都港区)から発表されました。

過半数が「指摘された」経験あり

 調査は2022年7月、ビジネスパーソンを対象にSNS(ツイッター、YouTube)を通じて実施。435人から回答を得ています。

「上司や先輩から『結論から話して』と言われたことがあるか」と聞いたところ、「言われたことがある」が36.1%でした。「何度も言われたことがある」(28.3%)と合わせると、過半数が「結論から話して」と指摘された経験があるようです。多くのビジネスの現場において、上司から部下に対して「結論から話す」指導が行われていることが分かる結果となっています。

 では、なぜ「結論から話す」のが苦手な人が多いのでしょうか。同社はその理由について、大きく2つあると分析しています。

 1つ目は、日本の学校教育では「結論から話す」話し方で会話をしたり、情報を得たりする機会が少ないこと。物語の多くは起承転結であり、「起」で話が始まって「結」で結論を述べるという4部構成です。社会に出たら「結論から話せ」と指摘されるにもかかわらず、学生の間に触れてきた文章構成では「結」が最後に来ているため、こうした話し方を学んでいない、慣れていないことが挙げられるといいます。

 そして2つ目は、日本語そのものの構造の影響。「I have a pen.」という英語を言葉の順番で訳していくと「私は 持っている ペンを」となりますが、これを日本語に直すと「私は ペンを 持っている」となります。日本語は結論にあたる述語が最後に出てくる構造になっており、その構造にそって無意識に話すと「で、何が言いたいの?」と指摘されてしまうのも必然といえる、とのことです。

 同社は「準備をし、練習を繰り返すことが、最短・最速で結論から話せるようになる方法だ」とコメントを寄せています。

 なお、同社では、「結論から話す」ための攻略法について、次の「8つの要素」も紹介しています。

(オトナンサー編集部)

【すごい!】営業ハックが提唱する「結論から話す」ための8つの攻略法! ひと目で丸分かり!

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