9割が「わが子の熱中症リスク感じる」、水分補給期待より2割少なく 小学生の子持つ保護者調査
「BRITA Japan」が、小学生の子どもを持つ保護者を対象に実施した「小学生の水分補給と通学時の荷物の重さに関する意識調査」の結果を発表しました。

家庭用浄水器の輸入・販売を手掛ける「BRITA Japan」が7月21日、小学生の子どもを持つ保護者を対象に実施した「小学生の水分補給と通学時の荷物の重さに関する意識調査」の結果を発表。夏の学校がある平日、子どもの熱中症リスクを感じる保護者が約9割に上ることなどが分かりました。
わが子の水分補給「足りない」
調査は7月1日~同9日、BRITA Japanが「ジャストシステム」を通じて、小学生の子どもを持つ保護者を対象にインターネットで実施。666人から有効回答を得ました。
通学時の子どもの荷物について、「通学時にタブレットやノートパソコンを持参」しているか聞いたところ、「ほぼ毎日持参」が30.6%、「週2~3日持参」が16.4%で、半数近くが、週2~3回以上タブレットやノートパソコンを持って行くことが分かりました。
その結果、保護者自身が小学生だった頃と比較して、73.1%が「今の小学生の荷物の方が重い」と感じており、荷物が重くなった原因としては、「教科書やドリル、 辞書などの教材が増えた」が1位で、「水筒を持って行くようになった、 または量が増えた」が2位、「タブレットを持って行くようになった」が3位でした。
夏の学校がある平日、小学生の水分補給方法は、1位が「水筒/マイボトルを持参する」で86.6%。2位「学校で水道水を飲む」23.0%などを大きく引き離しました。夏の学校がある平日に、子どもの熱中症リスクを感じる保護者は、「とても感じる」(42.2%)と「少し感じる」(47.1%)を合わせて約9割に。一方、小学生の水分補給量は1日平均「約0.87リットル」で、保護者が期待する水分補給量は平均約1.1リットルと、保護者が子どもに期待する水分補給量と比較すると2割弱少ないことも判明しました。
なお、「水分補給が十分にでき、軽い水筒があれば子どもに利用させたい」と考える保護者は94.6%に上ったとのことです。
(オトナンサー編集部)
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