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3月も活躍! 暖房器具はオフシーズン前、どう手入れする? 手入れを怠るとどうなる?

エアコンの手入れは?

 続いて、エアコンの製造などを手掛ける、ダイキン工業(大阪市北区)広報グループの高木旭さんに聞きました。

Q.冬に使用したエアコンは、手入れをした方がよいのでしょうか。

高木さん「エアコンの使用期間中は汚れやほこりがたまりやすいので、冬に使い終えたエアコンは忘れずに手入れをしましょう。汚れやほこりを放置すると、夏に再度使用したときに嫌な臭いが発生したり、エアコンの効率が低下することで、電気代が余計にかかったりする原因となります。

当社が昨年実施したアンケートでは、エアコンの使用再開時に経験したトラブルとして、『不快な臭い』を挙げた人が52.7%に達したほか、当社の検証で、室内機のフィルターを1年間掃除せずにエアコンを使用した場合、約25%の電気代が無駄になることが分かりました。

今年の冬はコロナ禍で在宅時間が増え、エアコンの使用時間や使用頻度が高かった人も多かったと思いますが、その場合、汚れやほこりが多くたまっている可能性があります」

Q.エアコンを手入れする方法について、教えてください。

高木さん「エアコンの手入れの主なポイントは、『フィルターの掃除』と『室外機周辺の風通しの確保』です。具体的な手入れの方法は次の通りです。

【フィルターの掃除】
フィルターを取り外し、掃除機でほこりを吸い取りましょう(使用期間中は2週間に1度の掃除がおすすめ)。エアコンの近くに台所があると、エアコンが油煙を吸い込んで、フィルターの汚れがひどくなっていることもあります。その場合、中性洗剤を溶いたぬるま湯と柔らかい布などを使ってフィルターを洗ってください。その後、しっかり陰干しをしてから室内機に戻すようにしましょう。

また、手入れの際は、フィルターの奥にある熱交換器(薄いアルミ板が多く並んでいる部分)も確認してください。そこに汚れが付着していると、カビの発生や嫌な臭いの原因になる場合があります。ただし、ご自身で掃除しようとすると、熱交換器が変形してエアコンの能力低下につながったり、誤って指を切ってしまったりすることもあります。熱交換器が汚れているときは、エアコンの専門業者に洗浄を依頼することをおすすめします。

【室外機周辺の風通しの確保】
室外機は背面から空気を吸い込んで前面に吹き出すことで、熱交換を行っていますが、室外機周辺に物やごみがあると、空気の通りが悪くなって運転の効率が下がるため、電気代が余計にかかってしまいます。室外機周辺に物やごみがある場合は、必ず取り除いてください。エアコンの使用期間中は、室外機周辺に物やごみがないか、小まめにチェックすることをおすすめします。

また、春一番など、季節の変わり目に発生した強風による飛来物や落ち葉が、室外機の裏側に入り込んでいることがあります。夏にエアコンを使用する前は、背面にこうした物が挟まっていないか、注意してください」

Q.室外機の確認のほかに、夏にエアコンを使う前にやるべきことがあれば、教えてください。

高木さん「5月から6月前半までの間にエアコンの『試運転』を行い、製品に不具合がないか確認してください。

エアコン業界では例年、7月から8月にかけて、エアコンの修理や買い換えの問い合わせが集中します。夏になってエアコンを使い始めたときに、エアコンの不具合に気付く人が多いためです。点検や修理、据え付け工事に関する問い合わせが短期間に殺到すると、一時的に人手不足に陥り、修理対応までに長期間お待ちいただくことになります。その場合、エアコンが使えない状態で夏を過ごさなければならなくなる可能性もあります。

試運転の方法ですが、まず冷房運転を最低温度(16度から18度)、風量を最大に設定し、10分間運転をしてください。その間に冷風がきちんと出るか、製品の異常を示すランプが点滅していないかを確認しましょう。その後、さらに30分間程度運転し、室内機から水漏れや異臭、異音が発生していないかを確認しましょう」

Q.エアコンを夏に使用した場合と冬に使用した場合とでは、どちらの方がフィルターに汚れやほこりがたまりやすいのでしょうか。

高木さん「冬は厚い布団や衣服などの布製品の使用が増えるので、比較的多くのほこりが舞います。その意味で、夏よりも冬の方がフィルターに汚れやほこりがたまりやすいのではないかと思います」

Q.エアコンを夏まで使用しない場合、電源プラグは抜いた方がよいのでしょうか。

高木さん「電気製品の電源プラグをコンセントに差し込んでいる間は、電源が入っていない状態でも、少量ではありますが、待機電力が発生しています。そのため、エアコンを使わない季節や、旅行などで長期間自宅を留守にするときは、電源プラグを抜くことをおすすめします」

(オトナンサー編集部)

【画像】ファンヒーターはどこを掃除すればよい? 手入れ方法を解説

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