浮気繰り返した父が60歳で56歳母と再婚、娘は結婚式で祝福 元夫婦「復縁」の事情
時間が感情を和らげる
人間関係は絶え間なく変化します。血のつながった親族はたとえ、大げんかしても「死ぬまで親族」なので、冠婚葬祭の案内が届くことも少なくありません。結婚式で渋々会うことになる、遺産相続会議でまた、けんかするなどの顔合わせがあり得ます。
一方、夫婦は血縁がない2人なので、離婚すると、相手の両親が亡くなっても、お葬式に参列せずともよしでしょう。夫婦は籍を抜くと、親戚とは違って、「赤の他人」の立ち位置になるので、やり直しもゼロからできます。そのため、復縁がスッキリ進む可能性があるのです。
男と女の関係は次第にマンネリになるといわれますが、相手への感情は変化し続けていると思います。「今日の夫は穏やかで好き」「今夜の妻はカリカリして、突っかかってくるから話したくない」「子どもができてから、夫が頼りがいのある人だと気付いた」など変化しっ放しです。つらい出来事があって離婚したとしても、長い時間が怒りを和らげ、スタート地点の感情に戻してくれることもあります。
タイミングが再び合ったとき、2人が再婚や復縁という選択をするのはとても自然です。流れに逆らわず、受け入れる。それがしなやかに幸せな人生を歩むコツではないでしょうか。まさに「レジリエント(柔軟)な男女関係」です。離婚した相手との復縁を周りに冷やかされたら、「私たちはレジリエントな大人の関係なの」と堂々とかわしましょう。
(「恋人・夫婦仲相談所」所長 三松真由美)

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