上から目線、鼻毛…あえなくお断りされた49歳男性が“14歳下”と結婚できた理由
相性が合えば、年齢差も気にならない
年の差婚には多くの人が驚くものですが、まさにこれも相性が合えば、年の差なんて気にならなくなるのでしょう。
佐藤洋一さん(49歳、仮名)は大手メーカーの営業マン。全国でも常にトップクラスの営業成績を上げていました。そんな洋一さんが桜井雅美さん(37歳、同)とお見合いをして、交際に入りました。
ところが、2度目のデートを終えたところで、雅美さんから交際終了が来ました。
「何でしょう、1回り上だからか、とにかく、私に対する助言が多いんです。私がアレルギー体質の話をしたら、『それは生活を改善した方がいい。食事は○○を多めに取って、お風呂はこうやって入って、こんなサプリが効く…』とか、私に口を挟ませる隙もなく、まくし立てて。私は飲んでいるサプリもあるし、私なりに食事も考えていることを伝えたら、『それよりもこっちの方が』ってもう、うるさいうるさい。
何かにつけて、上から目線のアドバイスをしてくるので、一緒にいて心地よくないんです。交際終了でお願いします。あと、今日はデートのときに鼻毛が出ていたので、それも見て気持ちが一気に冷めました」
かなり手厳しい洋一さんへの評価でした。こうして、2人の交際は終了となったのです。
洋一さんは結婚したら、お子さんを望んでいたので、お申し込みをかけるのは30代の女性が多く、お見合いを組むのも難しかったですし、お見合いになっても1度か2度、お会いすると、雅美さんのときのように交際終了になるパターンが続いていました。
ところがあるとき、会員の星野幸子さん(35歳、仮名)に「こういう人がいるのだけど、お会いしてみない?」と私が推薦したところ、「会ってみたいです」というお返事になり、2人はお見合いをすることになったのです。
お見合いを終えた幸子さんが私にこんな連絡を入れてきました。
「会う前は、14歳も年が違うっていうのはどうなのかなと思ったのだけれど、お会いしてみたら若々しいし、何より、会話のキャッチボールができる人でした。これまで、婚活でお会いした人というのは条件がよいのも分かるし、誠実なのも伝わってきましたが、どこか、会話がしっくりこない部分があったんです。
でも、洋一さんにはそうした疑問に感じるところが一つもなかった。お見合いで2時間もしゃべってしまいましたが、その時間もあっという間でした」
洋一さんにしてみたら、14歳年下の幸子さんに気に入っていただけたのは手放しでうれしいことでした。
そして、2人は交際に入ったのですが、3度目のデートを終えたときに、洋一さんのLINEに幸子さんから、こんなメッセージが来たのです。
「私が『誰と結婚をしたいか』と自分に問い掛けたとき、浮かぶのは洋一さんの顔です。『これからの人生を一緒に歩んでいきたい』と思うのも洋一さんです。洋一さんが同じような思いでいてくださったら、うれしいです」
彼女からの告白。洋一さんは「このLINEを信じて大丈夫でしょうか?」と私に尋ねてきました。
私も信じられなかったので、幸子さんに確認したら、「私は洋一さんさえよければ、結婚をしたいと思っています」と言うのです。
そして、このLINEが来た翌月の吉日、洋一さんは夜景がきれいに見えるレストランを予約し、そこでプロポーズをしました。
婚活でうまくいっていない人たちは「私が心から、好きになれる相手はいないのではないか」「私は結婚できないのではないか」「もう、婚活はやめた方がよいのではないか」と苦しい思いを抱えていると思います。
いつ、お相手に出会えるか、その保証はないですし、高校受験や大学受験、資格試験のように試験日が決まっていて、そこまで自分が頑張って努力をすれば、結果が必ず出てくるものではありません。だから、婚活で悩みだすと、出口の見えないブラックホールに迷い込んでしまったような気持ちになるのです。
ですが、これまで、仲人をしてきた経験でいえば、結婚できる人というのはお相手に会い続けた人、婚活を諦めなかった人です。やり続けていれば、相性のぴったり合う相手に必ず出会える。そう信じていてくださいね。
(仲人・ライター 鎌田れい)

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