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昔の常識は今の非常識? さいたま市の「祖父母手帳」が面白いと話題に

「一度噛んで食べさせる」→「箸やスプーン共有しない」

 その中でも反響を呼んでいるのが、子育てにまつわる昔と今の“常識”の違いを紹介する「知っておこう!子育ての新常識」のコーナーです。

 現代のお父さん・お母さん世代と、その親である祖父母の世代間で、時代の変遷とともにかつて常識とされていたことが時代遅れになったり、新しい常識が加わったりするのはよくあること。

 例えば、子どものころ、離乳食は親が一度噛んで軟らかくしたものを食べさせてもらった記憶があるでしょう。しかし、医療の進歩や最新の研究成果から、大人の虫歯菌が唾液を通じて子どもにうつることが判明。そこで、手帳にはこのような記述があります。

 「周囲の大人はむし歯を治療し、箸(はし)やスプーンを共有しない」(11ページ)

 このほかにも、おむつを外すタイミングや離乳食、日光浴などについても触れられており、その内容が好評を得ているといいます。

 担当者は「昔の方法を否定するものではなく、正しく違いを知るきっかけにしてもらえたら。世代間のギャップを埋めることがスムーズな育児につながると考えています」と狙いを説明します。

「知っておこう!子育ての新常識」のページ:同市提供

 当初は1万部を作成し、市内を中心とした子育て家庭に届ける予定でしたが、反響の大きさから3月に2万部を増刷することが決定。市のホームページからもダウンロードでき、多い日には3500件ほどのアクセスがあるそうです。また、全国各地からの問い合わせもあるほどだとか。

 2月からは各子育て支援センターで手帳を活用した「孫育て講座」も始まりました。詳細はホームページ。

■さいたま市祖父母手帳ダウンロードページ
http://www.city.saitama.jp/007/002/012/p044368_d/fil/sofubotechou.pdf

■さいたま市孫育て講座
http://www.city.saitama.jp/007/002/012/p045443.html

(オトナンサー編集部)

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