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お義父さんの評判を上げる! 新年のあいさつにふさわしい「手土産」のマナー

新年を迎えて、既婚者では相手方の実家にあいさつに行く人も多いことでしょう。そこで考えなければならないのが「手土産」。今回は、お正月のあいさつにふさわしい手土産のマナーを解説します。

新年のあいさつにふさわしい「手土産」とは…

 いよいよ新年2017年を迎えました。

 これから各方面に新年のあいさつをしなければならない、そんな人も多いことでしょう。とりわけ結婚をしている人は、相手方の実家や親戚の家にあいさつに行く機会も増えるのではないでしょうか。

 オトナンサー編集部ではそんな人に向けて、お正月のあいさつにふさわしい「手土産」のマナーを紹介します。教えてくれるのは、和文化研究家で日本礼法教授の齊木由香さんです。

元々は年神様への「お供え物」

 齊木さんによると、お正月の手土産は「大切にしたい日本文化」。お正月には古くから新しい年の神様(年神様)を迎えて祭る習慣があり、年始のあいさつに訪問する際は年神様への「お供え物」を持参する習わしがありました。それが手土産を持参する形に変わり、「御年賀」と表書きをして贈られるようになったといいます。

 その手土産選びの大原則は「相手に喜んでもらえる品を贈ること」。相手の好みや家族構成、年齢、人数を考慮して選び、特産品や有名店のお菓子などで話題性を持たせるのもよいそうです。

 また、お正月という時期を考えて「常温で日持ちするもの」であることも重要。お正月料理で冷蔵庫がいっぱいなのに冷蔵が必要なものを贈れば、かえって迷惑になってしまう可能性があります。予算は「3000~5000円ほど」。この金額でないとダメというわけではなく、義実家の事情や普段の付き合い方などを考慮して最適な金額を決めます。

 なお、手土産には御年賀の「のし紙」を“外のし”でつけるようにします。「御年賀」は原則、正月三が日の訪問をする際に使用し、宅配便で贈る場合には「御年賀」ではなく「寒中見舞い」とします。

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齊木由香(さいき・ゆか)

日本礼法教授、和文化研究家、着付師

旧酒蔵家出身で、幼少期から「新年のあいさつ」などの年間行事で和装を着用し、着物に親しむ。大妻女子大学で着物を生地から製作するなど、日本文化における衣食住について研究。2002年に芸能プロダクションによる約4000人のオーディションを勝ち抜き、テレビドラマやCM、映画などに多数出演。ドラマで和装を着用した経験を生かし“魅せる着物”を提案する。保有資格は「民族衣装文化普及協会認定着物着付師範」「日本礼法教授」「食生活アドバイザー」「秘書検定1級」「英語検定2級」など。オフィシャルブログ(http://ameblo.jp/yukasaiki)。