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非モテから人情系へ? 南キャン・山ちゃんが結婚で得るもの、失うもの

オードリー・若林正恭さんの“予言”

 しかし、今回、そのイメージは激変しました。女性からの支持が上昇したことで“ポスト内村”“ポスト上田”の一番手として、一気にクローズアップされるのではないでしょうか。

 そんな未来を、去年の時点で予言していた人がいます。山里さんの著書「天才はあきらめた」(朝日文庫)の解説を書いた、オードリー・若林正恭さんです。同期でありながら、YouTubeで山里さんの動画を繰り返し見るほど畏敬していた若林さんは「山里亮太よりコメントを拾うのがうまい芸人に、ぼくはマジで会ったことがない」と絶賛します。

 しかも、最近、山里さんのしずちゃんやファンへのスタンスに愛や感謝が見て取れるようになったとして、若林さんは「妖怪が愛を知ったら、どの物語でも感動が止まらない」と指摘し、ライバルでもある友人へ、こんな屈折した期待をつづりました。

「彼が、愛をさらに膨らまし伴侶を見つけでもして、人情系あったかMCになるのがぼくは怖い」

 そう、この言葉通り、山里さんは素晴らしい伴侶を見つけました。そのうち、子どもも生まれるかもしれません。これまで非モテキャラとして毒も吐いていた人ですから、酸いも甘いも知った上での愛あるツッコミは、ひと味違うものになりそうです。

 これから「人情系あったかMC」になっていくであろう山里さんが、どんなすてきな番組を見せてくれるのか、楽しみに待つとしましょう。

(作家・芸能評論家 宝泉薫)

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宝泉薫(ほうせん・かおる)

作家、芸能評論家

1964年岐阜県生まれ。岩手県在住。早大除籍後「よい子の歌謡曲」「週刊明星」「宝島30」「噂の真相」「サイゾー」などに執筆する。近著に「平成の死 追悼は生きる糧」(KKベストセラーズ)、「平成『一発屋』見聞録」(言視舎)、「あのアイドルがなぜヌードに」(文春ムック)など。

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