「一生懸命節約しているのに、なぜかお金がたまらない」人の行動習慣
習い事をやめるのは残念な節約
さらに、目先の節約のために、趣味や習い事、スキルアップのための勉強などをやめてしまう人も多いのですが、これはとても残念な節約といえます。
例えば、目先の節約のために、健康維持目的で通っていたヨガをやめてしまったとします。ヨガの月謝は1万円程度。それで、体調を崩して会社を半年休むことになった場合、月謝分の損失どころではありませんね。また、目先の資格取得代をケチってしまったがために、将来の昇進・昇級のチャンスを逃してしまうかもしれません。
日々の細かい節約もバーゲンセールでの買い物も、節約している割に成果が出ないというのは、目先の損得に踊らされている節約が多いということです。これでは、頑張っている割に成果が出ないので疲弊し、行く末は、心身の健康もお金も失い、つらい人生が一生続いてしまうことになります。
「一生懸命節約している割にお金がたまらない」という人は、長期的な視点に立ち、効果的な節約とは何かを考えてみましょう。そうすると、おのずと「正しい節約」が分かってくることでしょう。この機会にぜひ考えてみてください。
(ファイナンシャルプランナー、Money&You取締役 高山一恵)
コメント