「いい点取れたね」は逆効果!? 子どもの「テストの点数」見た時に掛けてはいけない“NGワード”とは
「次も頑張ろうね!」がプレッシャーに?
Q.「点数ではなく努力した過程を褒めることが大切」とよくいわれますが、具体的にどのような言葉を掛ければ、子どもの次へのモチベーションにつながりますか。
鶴原さん「『過程を褒める』というのは、テストなどの結果が出るまでに積み重ねた努力や、コツコツ継続してきたこと、試行錯誤をして工夫したことなどが挙げられます。
例えばテストの点数が良かったときの反応として、結果を褒めるときに『いい点が取れたね! 次も頑張ろうね!』と声を掛けたとします。問題のない褒め方のように思えますが、結果だけを褒めてしまうとお子さんは『次もいい点を取らなければいけない、いい点じゃなければ意味がない』とプレッシャーを背負い、『よい点=成功しなければ価値がない』と考えてしまうようになります。
すると、次に挑戦した際に失敗をしてしまうと、必要以上に自分を責めてしまったり、失敗を避けるために挑戦することを諦めてしまったりするケースもあります。
一方で、過程を褒めるパターンでは、『毎日コツコツ復習を続けたおかげだね』『集中して苦手なところに取り組めたからだね』など、結果につながったプロセスを具体的に褒めるというものです。具体性を持たせることで、よい結果だった場合は成功体験を得られることでモチベーション向上につながり、努力することや継続することがプラスにつながるということを理解できるようになります。
また、たとえ失敗してしまったとしても、次にどのような工夫をしたら改善できるのか、という挑戦をするモチベーションが身に付くことも期待できるでしょう」
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「学力を向上させたい」という保護者の気持ちも分かりますが、一番重要なのはやはり当事者である子どもの気持ちを尊重してあげることでしょう。テストの結果ですべてを判断するのではなく、努力した点は褒めてあげて、次につなげられるような接し方ができるとよいですね。
(オトナンサー編集部)




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