わかる! 実践する! 「ストレス」との上手な付き合い方
ストレスのサインに気付くには
ストレッサーによって起こる変化をストレス反応と呼びます。

このようにストレスのサインは、普通に生活を送っていれば、誰もが一度は経験したことがあるものばかりです。さらに、個人やその時の状況によって大きく異なりますので、一般的なサインとして捉えることが難しいもの。そこで見極めのポイントとなるのが「普段との違い」です。
「イライラや気分の落ち込みがいつもよりひどい」「いつも飲んでいる薬でも頭痛が治まらない」「楽しみにしていたはずなのに出かけるのが億劫(おっくう)で起きられない」など、普段の自分とのちょっとした違いに気付くことが何よりも重要になります。早期に発見できることで、うつ病など心の病気になることを予防できたり、病気になった場合でも回復が早くなったりと、メリットが大きいのです。
多くのストレスは、原因となるストレッサーから離れ、適切に対処されることで解消されます。例えば、職場でのストレッサーによるものであれば、会社を出てきちんと仕事から離れ、ある程度規則正しい生活を送ることで回復することがほとんどです。その際、きちんと解消されずに、ストレス反応が続いてしまうと、うつ病など心の病気にかかってしまうことがあります。
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