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【婚活】「まるで食い逃げじゃないか」 初デートで高級焼き肉…会話は素っ気ないのに箸はよく動く女性に3万円支払った45歳男性の「その後」

話そっちのけで焼き肉に夢中

 たつおさん(45歳、仮名)は、このみさん(39歳、仮名)とお見合い後、仮交際になり、初デートのお店をどこにしようか、あれこれ悩んでいました。

 まずは「何が食べたいか聞いてみよう」と、LINEで尋ねることにしました。すると、このみさんからは「焼き肉にいきましょう」と返信が来て、そこにはいくつかお店がリストアップされていました。それは、都内でも名前の知られた高級店ばかりでした。

 それを見たたつおさんは少し戸惑いを覚えました。というのも、初デートでいきなり高級焼き肉という提案に、純粋に自分との時間を過ごしたいという気持ちよりも、「どうせ男性が払うなら、高いものをごちそうになりたい」という意図があるのではないかと感じてしまったからです。

 ただ、リストアップされたお店の中には、ランチならリーズナブルな価格帯で食べられるところもありました。

そこで、「では、ランチでいいですか?」と伝えると、「ゆっくりお話がしたいから、夜にしましょう」との返信でした。

「ここまで強く指定してきているのだから、割り勘にするつもりなのかもしれない」

 たつおさんはそう思って、リストアップされた中から1件の焼き肉店を予約しました。

 当日の食事の席で、このみさんはおいしそうに焼き肉を頬張っていました。たつおさんは、このみさんのことをもっと知りたい、自分のことももっと知ってもらいたいと、たくさんの質問をしました。

 しかし、返ってくる反応はどれも「ふーん」「そうですか」といった素っ気ないものばかりでした。反応は素っ気ないのに、箸はよく動いて、次々に焼き肉を平らげていました。

 たつおさんは、その場では笑顔を絶やさず、できる限り丁寧に接するよう努めましたが、心の奥には拭いきれない違和感が残っていました。

 そして、3万円を超える支払いをし、駅でこのみさんと別れると、ふと力が抜け、どっと疲れが押し寄せてきました。

 さらに驚いたのは、翌日になってこのみさんの相談室から「交際終了」の連絡が届いたことでした。

 その知らせを受けたとき、思わず「これはまるで“食い逃げ”じゃないか」と感じ、深いため息がこぼれました。憤りの感情がこみ上げてきましたが、「きっと自分に魅力が足りなかったのだろう」と、自分を納得させるほかありませんでした。

 女性側からしたら、結婚を意識した真剣な出会いの場だからこそ、相手の「本気度」や「経済的な安定性」を試したのかもしれません。高級な食事をごちそうしてくれることで、「この人は私との時間に投資する気がある」「経済的に余裕があるのかもしれない」といった判断材料にしたかったのかもしれません。

 しかし、一般常識を持っている男性なら、こうした女性と結婚して「これからの人生を共に歩んでいきたい」と思うでしょうか?

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鎌田れい(かまた・れい)

仲人・ライター

雑誌や書籍のライターとして活動。得意分野は、恋愛、婚活、芸能、ドキュメントなど。タレントの写真集や単行本の企画構成も手がけてきた。あるカリスマ仲人を取材したことをきっかけに「ご縁を結ぶ仕事」に興味を持ち、現在は結婚ナビゲーターとしても活動中。婚活のためのレクチャーやイベントも多数開催する。プライベートでは、婚活パーティーで知り合った夫と結婚し、双子の母。自らのお見合い経験を生かして結婚相談所を主宰する仲人でもある。「最短結婚ナビ公式サイト」(http://www.saitankekkon.jp)、YouTube「仲人はミタ チャンネル」(https://www.youtube.com/channel/UCObGYwIfj_oY-cm9LlnFmdA)。

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