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「クソババア」「うるせぇ」と言ってくるわが子…実は「暴言を吐くようになる子ども」には特徴があった【専門家解説】

子どもが暴言を吐いたときの「望ましい対応」は…

Q.子どもが親に向かって暴言を吐いたとき、親はどうすればいいですか。

佐藤さん「子どもに暴言を吐かれると、『今なんて言ったの!』とその場で言い改めさせようとしたり、親も憤慨して言い返してしまったりすることもあるかと思います。ですが、そこまで荒立っている子がすぐに、素直に親の言い分を聞き入れることはまずありません。親からしたら甚だ許しがたい行為ですが、その場で状況を改善することは、残念ながら難しいのです。

親が取り乱したり、悔しくて泣いてしまったりすると、先述した『親を圧倒できた』というようなメリットを感じさせてしまうことさえあります。親が泣いたことで『しまった、言い過ぎた』となる子も中にはいると思いますが、『クソババア』とまで言いたくなった状況がそこにある以上、すぐに反省モードになれないのが普通だと思います。その場で何とかしようとすると、自分が感情的になることを避けられないので、『その場で収束するのは無理だ』『今は乗せられないように落ち着こう』とするのが望ましい対応といえます。

あえてリアクションせずに、自分の家事などを継続するのも一つの方法でしょう。暴言を吐く子でも、常に怒り心頭状態というわけではなく、食事は普通に取る、テレビも普通に見るというように、話せるタイミングはあるものなので、そういうときに『さすがにクソババアはショックだったよ』と言った方が、本人の心に伝わりやすいと思います。

また、先に触れたように、子どもの暴言は親自身の過管理や過度な期待など、親自身が要因となっていることもあります。子どもが圧迫に耐えかねて爆発した可能性はないか、自分の姿勢を振り返ることも大切でしょう」

(オトナンサー編集部)

【要注意】えっ…! これが「暴言を吐くようになりやすい」子どもの特徴です(画像5枚)

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佐藤めぐみ(さとう・めぐみ)

公認心理師(児童心理専門)

ポジティブ育児研究所代表。育児相談室「ポジカフェ」主宰。英レスター大学大学院修士号(MSc)取得。オランダ心理学会(NIP)認定心理士。現在は、ポジティブ育児研究所でのママ向けの心理学講座、育児相談室でのカウンセリング、メディアや企業への執筆活動などを通じ、子育て心理学でママをサポートする活動をしている。著書に「子育て心理学のプロが教える 輝くママの習慣」(あさ出版)など。All About「子育て」ガイド(https://allabout.co.jp/gm/gp/1109/)を務めている。公式サイト(https://megumi-sato.com/)。

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