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「容姿」「学歴」「経済力」ではない! 婚活業界のプロが断言する、今どきの20代が「結婚相手」に求めるもの

20代が思い描く「ユニット婚」って?

 ここまでの結果から、20代の男女が現実的に思い描く結婚生活の理想像は、かつての「夫婦一体」とは異なり、互いに深く干渉せず、経済面を含めて自立した個人同士が婚姻関係を結んで生活するという、いわば、共同生活のような「ユニット婚」を選択する価値観が浮かび上がりました。

「ユニット婚」とは、2人がそれぞれ独立した個人としての主体性を持ちながらも、必要な場面では協力し合い、共に生活を営むスタイルを指す言葉。この形態では、夫婦が互いに依存しすぎることなく、各々のキャリアや趣味を大切にしつつ、パートナーとしての責任を共有することが求められます。

「ユニット婚」が注目される背景には、社会の変化も大きく影響しています。男女ともに「仕事と家庭、どちらも大切にしたい」という意識が高まっており、従来の「専業主婦/専業主夫」という枠組みではなく、両者が自立した存在として家庭を運営していくモデルが主流になりつつあります。

 また、経済的な不安やライフスタイルの多様化により、一つの家庭に依存する形ではなく、個々がしっかりと自立しつつもパートナーシップを築くことが、持続可能な結婚生活の鍵であると考えられているのです。

 若い世代の間で支持されている「ユニット婚」ですが、結婚生活において自由と責任をバランスよく享受できるスタイルとして、これからの主流になっていくのかもしれません。夫婦が対等なパートナーとしての立場を持ち、互いに尊重し合いながら成長していく……そんな「ユニット婚」は、婚姻数減少や少子化対策の打開策という視点からも要注目といえるのではないでしょうか。

(ZWEI 代表取締役社長 中野大助)

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中野大助(なかの・だいすけ)

ZWEI 代表取締役社長

1979年生まれ。横浜市戸塚区出身。神奈川県の中学・高校を卒業後、青山学院大学へ入学。2003年セレブリックスホールディングに新卒1期生として入社。セールスコンサルティングに携わる。2009年グッドラックコーポレーションへ転職。取締役としてリゾートウエディング事業の経営に携わる。日本国内のシェア拡大、東アジア圏のセールスネットワーク開発に成功し、アジアトップクラスの規模へと成長。2019年、IBJへ転職し取締役。2020年のZWEI買収に携わり、コロナ下でのPMI(Post Merger Integration)に集中。2022年からは代表取締役として、後の事業成長をリード。数値化された顧客満足度を軸に改革を進めることに強みを持ち、特に契約率の改善が得意。結婚は26歳の時、一男一女の父。

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