乳幼児が触れると大やけど 加湿器、炊飯器から出る“蒸気”に要注意 どんな対策が必要?
乳幼児が、家電から出る高温の蒸気に触れてしまうと、重いやけどを負う恐れがあるとして、国民生活センターが公式サイトなどで注意を呼び掛けています。
スチーム式の加湿器や電気炊飯器、電気ケトルなどの使用時は、本体から高温の蒸気が出ます。大人よりも皮膚が薄い乳幼児が、家電から出る蒸気に触れてしまうと、重いやけどを負う恐れがあるとして、国民生活センターが公式サイトなどで注意を呼び掛けています。
蒸気を抑える機能が付いた製品を推奨
国民生活センターによると、乳幼児がスチーム式の加湿器や電気炊飯器、電気ケトルなどから出る蒸気に触れてやけどを負う事例が発生しているということです。中には、重いやけどを負い、手術が必要になった事例もあります。
国民生活センターは、「電気炊飯器、電気ポット、電気ケトル、加湿器(スチーム式)から出る蒸気は、数秒触れただけでやけどを負う恐れがあります」と説明。乳幼児が蒸気に触れないよう、家電の配置場所に十分に注意するよう呼び掛けています。
併せて、「蒸気レス」「蒸気カット」「蒸気セーブ」など、蒸気を抑える機能が付いた製品の購入を積極的に検討するよう、アドバイスしています。
(オトナンサー編集部)
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