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指“大けが”のリスク増 ハンドブレンダーの“刃” スイッチ切っても作動? NITEが注意喚起

ハンドブレンダーなどの回転刃付きの調理器具を使っているときに、電源プラグをコンセントに差したまま、詰まった食品を取り除こうとすると、器具が意図せず作動し、手指にけがを負う恐れがあるとして、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)が注意を呼び掛けています。

ハンドブレンダーで指をけがする事故が発生
ハンドブレンダーで指をけがする事故が発生

 ハンドブレンダーなどの回転刃付きの調理器具を使っているときに、電源プラグをコンセントに差したまま、刃に詰まった食品を取り除こうとすると、器具が意図せず作動し、手指にけがを負う恐れがあるとして、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)が注意を呼び掛けています。

食材の詰め込み過ぎで発煙事故も

 NITEによると、女性がハンドブレンダーの使用中に刃先に野菜が引っかかったため、スイッチを切り、取り除こうとしたところ、刃が回転して指を負傷した事故が発生しています。事故当時は製品の電源プラグがコンセントに差し込まれていたため、女性が食材を取り除く際に誤ってスイッチを押してしまった可能性があるということです。

 NITEは、調理器具の電源プラグをコンセントに差したまま、刃に詰まった食材を取り除こうとしたり、器具を分解・清掃したりすると、意図せずスイッチに触れて刃が回転し、手指をけがする恐れがあると注意を呼び掛けています。

 刃に引っかかった食材を取り除いたり、刃を清掃したりするときは、必ず電源プラグを抜くとともに、ヘラを使うなどして、手指で刃を直接触れないようアドバイスしています。

 このほか、調理器具に食材を詰め込み過ぎたことでモーターに過大な負荷がかかり、発煙事故が発生しているほか、ドライアイスを入れて大量の二酸化炭素が発生し、容器が破裂する事故が発生しているということです。

(オトナンサー編集部)

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