子どもがこぼれた湯でやけど⇒入院も 消費者庁が教える「電気ケトル」の注意点
小さな子どもが電気ケトルを倒した際にこぼれたお湯でやけどを負う事故が発生しているとして、消費者庁が公式サイトで注意を呼び掛けています。
小さな子どもが電気ケトルを倒すなどした際に、こぼれたお湯でやけどを負う事故が発生しているとして、消費者庁が公式サイトで注意を呼び掛けています。
やけどをしたらすぐに冷やすこと
消費者庁によると、子どもは大人よりも皮膚が薄いため、やけどをした際にダメージが皮膚の奥深くまで影響し、重症となってしまうことがあるということです。湯などの液体によるやけどの場合、受傷範囲が広範囲になることがあるといいます。実際に子どもが電気ケトルからこぼれたお湯でやけどを負い、入院が必要になったケースもあるということです。
電気ケトルによるやけど事故を防止するために、消費者庁は次の点に注意するよう呼び掛けています。
・電気ケトルなどは、電源コードも含めて小さなこどもの手の届かない場所に置く。
・転倒時に湯が漏れにくい構造など、安全に配慮した製品を選ぶ。
・使用時は、適切にロックするなど安全機能を活用する。ふたの閉め忘れや部品の破損・劣化にも注意する。
もしやけどをした場合、すぐに10分以上冷やすよう呼び掛けています。その際、刺激を避けるため、蛇口やシャワーの水を患部に直接当てないようにする必要があるということです。
また、服の上から熱湯などがかかった場合は、脱がずに服の上から冷やすよう呼び掛けています。市販の冷却シートは、やけどの手当てには使えないということです。
(オトナンサー編集部)
コメント