オトナンサー|オトナの教養エンタメバラエティー

泣いて帰宅した女性を“ぬいぐるみ”が励ます漫画 ご飯や買い物を勧める姿に「涙が出そう」

一人の女性と“ぬいぐるみ”のやり取りを描いた漫画が話題に。帰宅した女性を出迎える2体のぬいぐるみが、落ち込んでいる女性に対し、ご飯を食べようと励ましますが…。

「もしもお気に入りのぬいぐるみが喋ったら」の1カット=風李たゆ(@kazari_tayu)さん提供
「もしもお気に入りのぬいぐるみが喋ったら」の1カット=風李たゆ(@kazari_tayu)さん提供

 一人の女性と“ぬいぐるみ”のやり取りを描いた漫画「もしもお気に入りのぬいぐるみが喋ったら」がSNS上で話題となっています。帰宅した女性を出迎える2体のぬいぐるみ。落ち込んでいる女性に対し、ご飯を食べようと励ましますが…という内容で、SNS上では「なごんだ」「これなら毎日仕事頑張れる」「涙が出そうになった」などの声が上がっています。漫画の作者に話を聞きました。

しゃべるぬいぐるみと生活したい

 この漫画を描いたのは、イラストレーターの風李たゆさん(ペンネーム)。カードゲームのイラストや、乙女向けコンテンツのキャラクターデザインなどを手掛けています。

Q.普段、漫画もよく描きますか。

風李さん「描くのは好きです。ただ、自信がないので実際に描いても公開せず、パソコンのフォルダに眠っている漫画が結構あります」

Q.漫画を描き始めたのはいつ頃からですか。

風李さん「幼い頃から漫画家になりたくて絵を描き始めたのですが、お話をまとめ上げる力が足りず、どれも完結させたことはありません。学生時代に将来の選択を迫られた時、『漫画家でなくてもいい。とにかく絵を描ける仕事に就きたい』と思い、今に至ります。ただ、恥ずかしさや不安があるので漫画を公開することは少ないです(笑)」

Q.今回の漫画を描いたきっかけ、理由は。

風李さん「幼い頃からぬいぐるみが大好きで、赤ちゃんの頃に与えてもらったぬいぐるみをいまだに保管しています。ぬいぐるみは、いつも私を見守ってくれている気がします。ぬいぐるみが私を優しく受け止めてくれて、人と同じように一緒に生活できたらどれだけいいだろうとずっと考えていたので、その夢を漫画という形で表現しようと思いました。ぬいぐるみがしゃべれたらうれしいし、かわいいです」

Q.読者からはどのような意見が寄せられていますか。

風李さん「『共感した』という意見をたくさん頂きました。『本当にこうだったらいいのに』『うちの子もしゃべり出さないかな』などの感想もありました。同じように思っている方がいるとは思わなかったので、驚きつつもうれしいです。自己満足のためでしたが、誰かの心に寄り添えたのかなと思います」

Q.今後の目標は。

風李さん「今回の『ぬいぐるみが喋ったら』について、まだ描きたい題材がたくさんあるので、今後も投稿を続けていきたいと考えています」

(報道チーム)

1 2

コメント