ぶつかり男は昔もいた? 書店で体をぶつけられた体験描く漫画、「本当にやめて」と反響
歩行中の女性にわざとぶつかる「ぶつかり男」が話題ですが、実際にぶつけられた経験のある女性漫画家が描いた作品が、SNS上で話題となっています。
駅内で歩行中の女性にわざとぶつかる「ぶつかり男」が話題となっていますが、実際にぶつけられた経験のある女性漫画家が描いた作品が、SNS上で話題となっています。高校時代に書店で、何度も体をぶつけられたという女性。助けを呼ぶかどうかで迷いますが…という内容で、SNS上では「ぶつかってくるのは怖い」「本当にやめてほしい」「体を押し付けられたことがある」などの声が上がっています。漫画の作者に聞きました。
「ぶつかり男」がきっかけで制作
この漫画を描いたのは静岡在住の漫画家、卯々乃(うーの)さん(ペンネーム)さん。2017年にデビューし、現在は漫画配信サイト「pixiv(ピクシブ)コミック」で連載中の「ポチャペコ」で作画を担当するほか、4コマ漫画の雑誌に寄稿しています。仕事以外で描いた漫画をSNS上に発表しています。
Q.なぜ、この漫画を描いたのですか。
卯々乃さん「最近話題の『ぶつかり男』の動画を見て、昔、書店で出くわしたのもそうだったのではと思い出したのがきっかけです。都会でも田舎でも、今も昔もこういうことをする人がいるのだとびっくりしています」
Q.ぶつかってきたのはどんな人でしたか。
卯々乃さん「ごく普通の男性でした。『チェックのシャツを着てメガネをかけていた』という記憶はあります。幸いケガはありませんでした。そのため、親に相談するほどのことかなと悩みました」
Q.読者からはどんな感想が寄せられていますか。
卯々乃さん「『怖かったですね』という優しい返信や『自分も同じような体験しました』などの感想をたくさん頂きました。驚いたのは、書店でこのような怖い思いをしたことがある人が結構いらっしゃったことです。書店は大好きな場所なので、こういうことがなくなるといいなと思います」
Q.今後の目標は。
卯々乃さん「温かいお話やひたむきに頑張る女性の物語などを描いていきたいです」
(報道チーム)
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