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兄にいじめられる女の子と、一人の女性の交流描く漫画 「泣きそう」「ほっこり」と反響

小学生の女の子と年上女性との交流を描いた漫画が話題に。双子の兄にいじめられていた女の子が、登校途中に一人の女性と出会うストーリーで、「泣きそうになった」と反響を呼んでいます。

「ちいさいころにあったおねーさん」の一場面=たえいぬ(@taeinu)さん提供
「ちいさいころにあったおねーさん」の一場面=たえいぬ(@taeinu)さん提供

 小学生の女の子と年上女性との交流を描いた漫画「ちいさいころにあったおねーさん」がSNS上で話題となっています。日々、双子の兄にいじめられて落ち込んでいた女の子が、登校途中に一人の女性と出会います。その後、女性に会うたびに学校であった出来事を話し、次第に仲良くなっていく…というストーリーで、SNS上では「泣きそうになった」「久しぶりにほっこりした」「世の中、良い人がいるんだな」などの声が上がっています。漫画の作者に話を聞きました。

お世話になった人に感謝を伝える

 この漫画を制作したのは、会社員のたえいぬさん(ペンネーム)。趣味で漫画を描いています。描いた作品はネット上で発表するほか、自費出版した漫画を同人誌即売会などで販売しているそうです。

Q.この漫画を描いたきっかけは。

たえいぬさん「軽度ですが首ヘルニアを患っており、最近は症状がきつい状態です。この症状が続き、いろいろなことができなくなったらどうしよう、と思うようになりました。そこで、今のうちに、お世話になった人全員に『ありがとう』を言いたいと考え、得意な漫画でお礼の気持ちを伝えました。幼少期の体験で一番強く印象に残っていたお姉さんの記憶を題材にしました」

Q.なぜ女の子を犬として描いたのですか。

たえいぬさん「漫画に登場する犬キャラは、『たえいぬ』というマイキャラクターです。漫画の中の私の姿で、自分が体験した出来事や取材した内容に関する漫画を描く時に登場します」

Q.読者からはどのような意見が寄せられていますか。

たえいぬさん「『優しい漫画』『感動する』『切ない』などの感想を頂いています」

Q.今後の目標は。

たえいぬさん「オリジナルの漫画を描いてみたいと考えています。人も好きですが、動物や自然が好きなので、自分が自然や生き物に癒された気持ちを漫画にして伝えられたらと思っています」

(報道チーム)

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