全国の駅「コンシャスな街ランキング2022」発表 3位「六本木駅」2位「六本木一丁目駅」…1位は?
大東建託が、「いい部屋ネット コンシャスな街ランキング2022<全国版>」を発表。1位に選ばれたのは……。
大東建託(東京都港区)が、居住満足度調査をもとに集計した「いい部屋ネット コンシャスな街ランキング2022<全国版>」を発表しました。
1位は「街全体がバリアフリーで便利」
同ランキングは2019年から2022年にかけ、全国47都道府県に居住する20歳以上の男女を対象に、インターネットで実施。現在居住している街について、「博物館、美術館などの文化施設充実度」「飲食店の充実度」「映画館、劇場などの娯楽施設の充実度」「歩いて生活する良さ」「地元出身でない人のなじみやすさ」「地域のイベントやお祭りなど」といった14項目の設問に対し、「そう思う」場合を100点、「どちらかといえばそう思う」場合を75点、「どちらでもない」場合を50点、「どちらかといえばそうは思わない」場合を25点、「そうは思わない」場合を0点とする5段階評価の平均値を集計。計64万6245人から得た有効回答をもとに、「コンシャスな街(駅)ランキング」として作成したものです。
なお、同社が定義する「コンシャスな街」とは、「普通に暮らす街の住みここち」ではなく、「仕事と生活を柔軟に統合した『ワークライフインテグレーション』を志向する人々にとっての」「多様な人々がいて、刺激的な街」、「出会いとチャンスがある街」のことです。
3位は、東京都の「六本木駅」 (東京メトロ日比谷線、偏差値89.4) 。居住者からは「映画館、美術館、飲食店、病院などそろっているので便利(68歳女性・既婚・無職)」「さまざまな人種や文化的な背景を持った人々が集まり、多様性や多文化を昔から受け入れている。ダイバーシティーを既に実践しており、情報発信や刺激性がある地域(60歳男性・既婚・会社経営者・役員)」「お店が多く、散歩が楽しい。多様性がある(22歳女性・未婚・専業主婦)」「自由で新しい。活気がある(48歳女性・既婚・専業主婦)」といったコメントが寄せられました。
2位には、東京都の「六本木一丁目駅」(東京メトロ南北線、偏差値91.3)がランクイン。「都心中の都心でありながら、信じられないほど閑静。日常の買い物その他も大変便利。ミッドタウン公園、桧町公園、氷川神社境内をはじめ、緑も多い(63歳男性・既婚・管理職)」「都内のどこへ行くにも便利。デパートにも行きやすい。おいしいレストランが多い。区の施設が充実している(50歳女性・既婚・専業主婦)」「港区の中心的なロケーション(52歳男性・未婚・管理職)」「都心部なので都内ならどこでも行きやすい(27歳女性・未婚・技術・研究職)」など、交通や日常の買い物の利便性を挙げる人が多い結果となっています。なお、同駅は前回、回答者数が30人以下につき集計対象外でしたが、今回初のランクインとなっています。
そして、1位に選ばれたのは、神奈川県の「みなとみらい駅」(みなとみらい線、偏差値96.2)で、2年連続のトップとなりました。「商業施設が多く、さまざまなジャンルのお店がある。都内に出なくても買い物、娯楽全てが充実しているので楽。イベントが盛んで、一年中親子で楽しめる(31歳女性・既婚・専業主婦)」「街全体がランドマークを中心にして商業ゾーンと住居ゾーンに分けて建てられ、計画的に整備されている。道路も広いので街並みがきれい(75歳男性・既婚・無職)」「街全体がバリアフリーで便利。きれいで住みやすい(63歳女性・未婚・無職)」「公園など緑が多い。歩道が広く歩きやすい。飲食店やショップが充実している(41歳男性・既婚・技術・研究職)」など、暮らしやすさがうかがえるコメントが多数寄せられました。
トップ10の駅は、いずれも「飲食店の充実度」「外国人の多さなどの街の多様性」「この街には新しい出会いがある」「この街には個性的な人が多い」「この街にはさまざまなチャンスがある」「この街はいつも変化している」の項目について、偏差値70以上の高い評価を得る結果に。なお、トップ10のうち8駅が、東京都に位置する駅となっています。
(オトナンサー編集部)
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