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ガリガリ君より売れてない… 赤城乳業「ガツン、とみかん」の自虐ツイッターが話題に、同社に聞く

赤城乳業のアイス「ガツン、とみかん」20周年を記念した公式ツイッターの自虐ぶりが話題になっています。

公式ツイッターに投稿された自虐的なイラスト
公式ツイッターに投稿された自虐的なイラスト

 人気アイス「ガリガリ君」で知られる赤城乳業(埼玉県深谷市)のツイッターがSNS上で話題となっています。自社製品のアイス「ガツン、とみかん」の20周年を記念する公式ツイッターなのですが、「ガリガリ君より売れてないボクの20周年なんて…」といじけた様子の投稿が。これに対しSNS上では、「ガリガリくんには勝てないのか…でも私はガリガリ君より君を購入してるよ」「20周年おめでとう」「頑張れ」などの応援コメントが寄せられています。赤城乳業の広報担当者に話を聞きました。

ブランド力向上へ、あえて自虐的に

「売れてないのに20周年」というキャッチコピーで始まる公式ツイッターでは、商品写真に交じって、アイスのキャラクター「ガツンと」君がうなだれています。

 続く4枚のイラストには「どうも。ガツンとです。ついに発売から20年が経(た)ちました」「赤城乳業には『ガリガリ君』というスターがいます」「そんな彼は、みんなに愛されています」「ガリガリ君より売れてないボクの20周年なんて…」とネガティブな言葉が並んでいます。ほかにも「ガリガリ君と比べられる悲しい宿命を背負って生きてるんです僕」などと自虐的なコメントが。最近、「ガリガリ君」シリーズの新商品が発売されたことについても反応し、「美味(おい)しそう」とつぶやいています。「ガリガリ君」に対して強い劣等感を抱いているようです。

Q.20周年キャンペーンの経緯は。

担当者「2017年の秋に『ガツン、とみかん』と『ガリガリ君』の担当者同士で雑談をしたのがきっかけです。担当者によると『ガリガリ君は優遇されていいな』という話が出て、何か面白い企画ができるとひらめいたそうです。企画は17年中に出し、すぐにOKが出ました。今年4月には公式ツイッターを開設しました」

Q.「ガリガリ君よりも売れていない」とのことですが、2商品の売り上げは。

担当者「売り上げは非公表です。出荷本数でいうと『ガツン、とみかん』は『ガリガリ君』のおよそ14分の1です」

Q.2商品は、どうすみわけをしているのですか。

担当者「『ガツン、とみかん』は夏季限定商品です。希望小売価格も130円(税別)で、70円(税別)の『ガリガリ君』のほぼ倍ですから、客の奪い合いになることはありません。『みかん』以外に『アロエ味』や『ぶどう味』も販売しており、フルーツが好きな人に購入していただくことが多いです。

なお『ガリガリ君』はロングセラー商品のため、40代以上の人の購入が多いです。近年は果汁入りの『大人なガリガリ君』、餅やラムネなどの素材を使った『ガリガリ君リッチ』などバリエーションを増やしており、若い人にも購入してもらえるようになりました」

Q.あえてネガティブな宣伝を行う理由は。

担当者「『ガツン、とみかん』の認知度を向上させ、売り上げにつなげるためです。SNSを使えば若い人にも積極的にアピールできるのではないかと考えました」

Q.どのような意見が寄せられていますか。

担当者「『夏になったら毎年買います』『ガリガリ君より好き』といったコメントがありました」

Q.「ガツン、とみかん」を通年販売する予定は。

担当者「今のところございません。まだまだ年間で売れるほどのブランド力がありませんから。まずはブランド力を高めていくことが大切だと考えております」

Q.今後の目標はありますか。

担当者「数年後、あるいはもっと先になるかもしれませんが、『ガツン、とみかん』の出荷本数を『ガリガリ君』の半分程度にまで伸ばしていきたいですね」

 目標も、ちょっと“控えめ”でした。

(報道チーム)

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