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ポイントカードを探す客に、店員が思わぬ言葉をかける漫画 「おばちゃんすげえ」、作者に聞く

お店のレジでのやり取りを描いた漫画が話題となっています。財布からポイントカードを出そうとする女性客。なかなか見つけられないでいると、店員のおばちゃんが声をかけ…というストーリーです。作者に聞きました。

漫画「大田区のとある商店のレジのおばちゃんがすごい話」の1カット=あべぴより(@abeyoriyori)さん提供
漫画「大田区のとある商店のレジのおばちゃんがすごい話」の1カット=あべぴより(@abeyoriyori)さん提供

 商店のレジにおけるやり取りを描いた漫画が、SNS上で話題となっています。財布からポイントカードを出そうとする女性客ですが、見つかりません。その時、店員のおばちゃんが声をかけ…という内容で「人生を完全に理解している」「おばちゃんすげえ」「普通のおばさまがえらい能力を持っている」「近くの店で同じことがあった」などのコメントが寄せられています。漫画の作者に聞きました。

おばちゃんの、長年の経験に注目

「大田区のとある商店のレジのおばちゃんがすごい話」というタイトルの漫画は、「ポイントカードはありますか」という店員の問いかけから始まります。財布を開ける女性客ですが、見つからないため「今日はないみたいなので大丈夫です」と諦めかけます。すると店員のおばちゃんが声をかけ…というストーリーです。

 この漫画を描いたのは、あべぴよりさん(30、ペンネーム)。今年4月から漫画スクールに通い、創作について学んでいます。

Q.いつから漫画を描き始めましたか。

あべぴよりさん「30歳になるまで漫画を描いたことはありませんでした。『青森のいなかのばあちゃんがただ死ぬだけの漫画』という、実家の祖母が亡くなった時の経験を漫画にし、ネットに投稿したところ、とても大きな反響を頂きました。そこからコンスタントに漫画を発表しようと、気楽に投稿できる一枚ページのマンガを描くようになりました」

Q.この漫画を描いたきっかけは。

あべぴよりさん「日常で実際にあった体験をベースとしました。日常の何気ない場面ですが、『長年の勘ってスゴイなあ』と純粋に感動したので描きました」

Q.漫画について、読者からどのような意見が寄せられていますか。

あべぴよりさん「『超能力みたい!』と驚く声や『こう言ってくれるおばちゃんがいると心強いな』と、おばちゃんのさりげない優しさを称賛する声がありました。レジで働いている方々からは『経験上こういう場面は結構ある』と共感されたりしました」

Q.今後の目標は。

あべぴよりさん「漫画スクールの中で今後の方向性を決めていくつもりですが、しばらくは、実際の経験に基づいたエッセイ的な漫画をメインに描きながら、上達していきたいと考えています」

(報道チーム)

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あべぴより

漫画家

東京在住。実家の祖母が亡くなった時の経験を描いた漫画「青森のいなかのばあちゃんがただ死ぬだけの漫画」(https://note.mu/abeyoriko/n/n6332a6e4ec96)がSNS上で大きな反響を呼ぶ。現在「ひらめき☆マンガ教室」という漫画スクールに通いながら活動を行う。

コメント

1件のコメント

  1. 駐車場の券は裏が黒い磁気カードのことが多いので、
    財布やバッグの裏張りが暗色の方には
    保護色になってることが多いとお伝えすると
    発見に繋がることがありますね。