猛烈な暑さで“激売れ”? ドラッグストア、食品スーパーの「売り上げ伸び率」6月のトップ20発表
ドラッグストア、食品スーパーマーケットにおける2022年6月の売り上げ伸長トップ20のカテゴリーが発表されました。
全国の消費者購買データを扱うビッグデータプラットフォームを運営するTrue Data(トゥルーデータ、東京都港区)が、ドラッグストア、食品スーパーマーケットにおける2022年6月の売り上げ伸長(対前年伸び率)トップ20のカテゴリを発表しました。
かき氷用のみつなど「シロップ」も好調
データ集計期間は2022年6月1日から同月30日。全国のドラッグストア、食品スーパーマーケットのPOSデータをもとに統計化した購買データで集計したものです。
集計結果によると、6月は「スポーツドリンク」の売り上げが前年同月に比べ伸長。ドラッグストアで前年同月比12.6%増加、食品スーパーマーケットで同17.8%増加し、いずれのランキングでもトップ10以内に入っています。
また、「制汗防臭剤」の売り上げも前年同月に比べ伸長。ドラッグストアでは「男性用制汗防臭剤」が前年同月比9.9%増加、「制汗防臭剤」が同7.0%増と増加。「制汗防臭剤」は、食品スーパーマーケットでも同7.7%増加しています。スポーツドリンク、制汗防臭剤ともに、東京で観測史上初めて6月に最高気温35度以上を記録するなど、全国的に厳しい暑さとなった影響がうかがえる結果となりました。
同様に暑さの影響からか、かき氷用のみつなどが含まれる「シロップ」も7.9%増加と、好調に推移しています。
その他のカテゴリでは、「乳酸菌飲料」の売り上げが5月に続き好調で、ドラッグストアで前年同月比41.3%増加、食品スーパーマーケットで同19.3%増加する結果に。両ランキングで上位に入っています。
結果を受け、同社は「各地で梅雨明けの発表が記録的に早く、群馬県では観測史上初めて6月に40度以上に達するなど猛烈な暑さとなった。その影響により、夏物商材の売り上げが伸長したと考えられる」とコメントしています。
(オトナンサー編集部)
コメント