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カレーやハンバーグで「乳腺炎」に? 妊娠中&産後に“要注意”の食べ物は? 産婦人科医に聞く

「乳腺炎」を引き起こしやすくなる食べ物は?

Q.乳腺炎や胸の張りを引き起こしやすくなる食べ物はあるのですか。中には、カレーやハンバーグなどを食べた後、そうした症状を起こした人もいるようです。

尾西さん「医学的には、母乳成分もママが食べたもので変化することは基本的になく、一定の成分が含まれるといわれています。そのため、授乳中も過度な食事制限をする必要はありません。

ただ、カロリーの高いものを食べたり、血行がよくなったりした場合は、乳汁の産出が活発になり、人によっては胸が張りやすくなったり、乳腺が詰まりやすくなったりすることがあります。張ったときは小まめに授乳し、乳腺炎を引き起こさないようにしましょう」

Q.妊娠中と産後、いずれの時期にも積極的に摂取した方がよい食べ物とは。

尾西さん「赤ちゃんが育つには、さまざまな栄養が必要なため、まずはバランスよく食べることです。『体によいから○○だけ食べる』というのはよくありません。特に必要であったり、不足しがちだったりする栄養素としては、葉酸、鉄分、カルシウムといわれているので、小松菜やホウレンソウ、赤身の肉や魚、ヨーグルト、チーズなどがお勧めです。ビタミン類はこれらの栄養素の吸収を助けるので、積極的に取りましょう」

Q.妊娠・出産に合わせて、「好きな食べ物・飲み物を我慢している」「食べたいものが自由に食べられないのがストレス」という妊産婦は少なくないようです。

尾西さん「妊娠中や産後に食事制限をして、ストレスを感じるママは多いです。情報を集めれば集めるほど、何を食べてよいか分からず、途方に暮れてしまったというママもいます。しかし、実は先述の『食べてはいけないもの』さえきちんと守っていれば、過度な制限は不要です。赤ちゃんのためにも、制限とストレスは最小限に、ゆったりした気持ちで妊娠・授乳期を乗り越えられるといいですね」

(オトナンサー編集部)

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尾西芳子(おにし・よしこ)

産婦人科医(神谷町WGレディースクリニック院長)

2005年神戸大学国際文化学部卒業、山口大学医学部学士編入学。2009年山口大学医学部卒業。東京慈恵会医科大学附属病院研修医、日本赤十字社医療センター産婦人科、済生会中津病院産婦人科などを経て、現在は「どんな小さな不調でも相談に来てほしい」と、女性の全ての悩みに応えられるかかりつけ医として、都内の産婦人科クリニックに勤務。産科・婦人科医の立場から、働く女性や管理職の男性に向けた企業研修を行っているほか、モデル経験があり、美と健康に関する知識も豊富。日本産科婦人科学会会員、日本女性医学学会会員、日本産婦人科乳腺学会会員。オフィシャルブログ(http://ameblo.jp/yoshiko-onishi/)。

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