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靴下など「下」の付くものは相手を見下す意味→贈ってはダメ…投稿話題に、専門家に聞く

日本では「こうする/しない」ものとして伝えられる

Q.マナーコンサルタントというお立場から今回のまとめをお願いします。

西出さん「私は21歳で、マナーを伝える人になりたいという志を持ちました。その当時から一貫して、マナーとは相手の立場に立ち、互いが互いを思いやることであると考えてきました。そして『形』重視ではないこの思いやりのマナーがあれば、互いが幸せになり、円滑な人間関係やトラブルのない社会になるという軸の下、マナーをお伝えしています。しかし、残念なことに日本ではなぜか、マナーというと『こういう時にはこうする/しない』と伝えられている現実があります。そして、私自身も伝えたい真意をうまく伝えることができなかったり、言葉が足りずに誤解を与え、視聴者や読者の皆様を不快にさせたりしてしまい、申し訳なく思うことがあります。日本で言われているマナーには、たとえば礼法一つを取っても『公家礼法』『武家礼法』があり、それぞれにその所作が異なる点があります。ふすまの開け閉めに関しても、さまざまな流派によってその作法は違います。そこで、マナーの形にはさまざまな理由や答えが存在するということを、マナーを伝える側が誤解されないように伝え、ご理解いただくことが大事なことだと思います。マナーの存在意義は互いを思いやることで良い関係を築き、トラブルのない人間関係や社会を築くことです。マナーを伝える立場として私自身、誤解を与えることなくお伝えできるよう、精進したいと思います」

(オトナンサー編集部)

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西出ひろ子(にしで・ひろこ)

マナーコンサルタント、マナー解説者、美道家

ヒロコマナーグループ代表。一般社団法人「マナー&プロトコル・日本伝統文化普及協会」代表理事。大妻女子大学卒業後、国会議員などの秘書職を経て、マナー講師として独立。マナーの本場英国へ。オックスフォードにて、オックスフォード大学大学院遺伝子学研究者のビジネスパートナーと1999年に起業し、お互いをプラスに導くマナー論を確立させる。帰国後、名だたる企業300社以上にマナーコンサルティングなどを行い、他に類を見ない唯一無二の指導と称賛される。その実績はテレビや新聞、雑誌などで「マナー界のカリスマ」として多数紹介。「マナーの賢人」として「ソロモン流」(テレビ東京)などのドキュメンタリー番組でも報道された。NHK大河ドラマ「龍馬伝」をはじめ、NHKドラマ「岸辺露伴は動かない 富豪村」、映画「るろうに剣心 伝説の最期編」などのドラマや映画、CMのマナー指導・監修者としても活躍中。著書は28万部突破の「お仕事のマナーとコツ」(学研プラス)、16万部を超える「改訂新版 入社1年目 ビジネスマナーの教科書」(プレジデント社) など監修含め国内外で100冊以上。「10歳までに身につけたい 一生困らない子どものマナー」「かつてない結果を導く 超『接待』術」(共に青春出版社)など子どものマナーから、ビジネスマナー、テーブルマナーなどマナーのすべてに精通。ヒロコマナーグループ(http://www.hirokomanner-group.com)。
※「TPPPO」「先手必笑」「マナーコミュニケーション」「真心マナー」は西出博子の登録商標です。

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