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なぜ緑色? 「糖質オフ」「糖質ゼロ」飲料のパッケージ、色の秘密は?

「糖質オフ」「糖質ゼロ」をうたったアルコール飲料やノンアルコール飲料のパッケージに緑色を使う理由について、各メーカーに聞きました。

「糖質オフ」「糖質ゼロ」をうたったアルコール飲料やノンアルコール飲料に緑色が使われる理由は?
「糖質オフ」「糖質ゼロ」をうたったアルコール飲料やノンアルコール飲料に緑色が使われる理由は?

 コロナ禍による在宅時間の増加で、「糖質オフ」「糖質ゼロ」「甘味料不使用」をうたったアルコール飲料やノンアルコール飲料に人気が集まっています。「太りたくないけど、飲みたい」「お酒はあまり飲めないけど、ビールの雰囲気を味わいたい」「おいしいノンアルコール飲料を飲みたい」と考える人にとって、魅力的に映るようです。

 ところで、こうした商品のパッケージには、「緑色」が多く使われていますが、なぜなのでしょうか。また、コロナ禍で商品の売り上げはどの程度伸びているのでしょうか。各メーカーの担当者に聞きました。

「爽やか」「健康」をアピール

 まず、発泡酒「淡麗グリーンラベル」と、ノンアルコール飲料「キリン グリーンズフリー」を販売する、キリンビール(東京都中野区)のマーケティング担当者に聞きました。

Q.「淡麗グリーンラベル」「キリン グリーンズフリー」の発売時期について、教えてください。

担当者「淡麗グリーンラベルは2002年4月、キリン グリーンズフリーは2020年4月です」

Q.これらの商品のネーミングの由来や、パッケージのデザインについて教えてください。なぜ商品名に「グリーン」という単語を採用したのでしょうか。また、緑を基調としたパッケージにした狙いは。

担当者「淡麗グリーンラベルについては、『糖質オフ機能を求めるお客さまに明るく前向きなビール類を届けたい』という思いから、爽やかで開放的なイメージを想起していただくために、『グリーン』を商品名に採用しました。また、緑と白を基調としたデザインのパッケージを採用したのは、視覚的にも爽やかで洗練された印象を持っていただきたいと考えたからです。

キリン グリーンズフリーは、原料の良さを引き出して製造した、ビールテイストのノンアルコール飲料です。お客さまがノンアルコール飲料に求める『爽快』『良質』といったニーズを満たし、ブランドの本質的価値である『ビールと同じ良質な素材(麦・ホップ)を主原料に製造した、おいしいノンアル』を体現するために、『グリーンズフリー』と名付けるとともに、素材の恵みの爽やかさを感じる、品質感あるデザインを目指し、緑を基調としたパッケージに仕上げました」

Q.コロナ禍ですが、2商品の売れ行きは、どのように推移しているのでしょうか。

担当者「淡麗グリーンラベルの年間の出荷数量は、2020年以降、2年連続で前年の実績を上回っています。また、キリン グリーンズフリーの2021年の売り上げも、前年比17%増と好調に推移しています。背景には、コロナ禍における健康志向の高まりがあると見ています」

続いて、発泡酒「アサヒ スタイルフリー 糖質ゼロ」などで有名な、アサヒグループジャパン(東京都墨田区)の広報担当者に聞きました。

Q.「アサヒ スタイルフリー 糖質ゼロ」の発売時期や、緑色を基調としたパッケージの狙いについて、教えてください。

担当者「2007年3月に発売した商品です。『糖質ゼロ』というコンセプトを伝えるため、健康的なイメージを想起しやすい色として、緑色を採用しました」

Q.コロナ禍の「アサヒ スタイルフリー 糖質ゼロ」の売れ行きについて、教えてください。コロナ禍で健康志向が高まっていると聞きますが、コロナ以前に比べて、売り上げはどの程度伸びているのでしょうか。

担当者「コロナ禍による家飲み需要や健康志向の高まりを受け、2021年の出荷量は、前年比7%増となりました。2020年、2021年と、2年連続で前年の実績を超えています」

 最後に、アルコール飲料「金麦 糖質75%オフ」などで有名な、サントリーホールディングス(東京都港区)の広報担当者に聞きました。

Q.「金麦 糖質75%オフ」の発売時期や、パッケージに緑色を使う狙いについて、教えてください。

担当者「2012年に『金麦 糖質70%オフ』を発売し、その後、2014年に現在の商品にリニューアルしました。パッケージに緑色を採用したのは、緑の健康的なイメージが商品の特徴である『糖質オフ』という機能を伝えるのに最適だと考えたためです」

Q.コロナ禍の「金麦 糖質75%オフ」の売れ行きについて、教えてください。コロナ禍で健康志向が高まっていると聞きますが、コロナ以前に比べて、売り上げはどの程度伸びているのでしょうか。

担当者「2021年の販売数量は953万ケースで、2019年と比較すると20%増えており、好調に推移しています」

(オトナンサー編集部)

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