不妊治療強要、地獄の日々でうつに…義両親のセクハラ・モラハラに悩む女性たち
パートナーの本心見抜く機会に
この2組のご夫婦のケースはいずれも、夫婦の絆が強く、義理の両親に対して、夫婦そろって毅然(きぜん)とした態度が取れたので本当によかったと思います。義父母に何も言えない状態が継続していたら、メンタルが回復不能まで落ちていくでしょう。
また、この2組は夫が協力的なよい例でしたが、私の運営する恋人・夫婦仲相談所に寄せられる悩みでは「夫が全く理解してくれない」「逃げ回って、まともに相手をしてくれない」「話を聞いてくれない」「取り合ってくれない」といったケースもたくさんあります。
中には「うちの親に感謝してくれよ。子どもを預かってくれたり、小遣いをくれたりして助かっているだろ」と“持ちつ持たれつ論”を出し、論点をはぐらかす態度を取る夫たちもいます。相続を考える世代の夫婦で「『相続のために今は目をつぶれ』と夫に言われた」という話も聞きました。実家の資産を継ぐために我慢をする夫婦も、時代が変わろうと存在するはずです。
パートナーとの関係性が揺るぎないものであれば、義両親の問題にもしなやかに立ち向かうことができます。義両親との不和を感じたら、結婚相手の本心を見抜くいいチャンスです。パートナーがどう対応するか、納得のいく話し合いができれば、花丸夫婦です。問題が大きくなる前に、お互いの思いを吐露してください。
一方、50代で舅(しゅうと)・姑(しゅうとめ)のステータスにいる皆さん。活力がみなぎる世代なので、婿や嫁との距離感を縮めて、一緒に過ごしたいと願う人も多いでしょう。しかし、「子どもは独立したのだ」と納得し、自分たちの言動・行動が職場でいうところのモラハラやセクハラ、パワハラに似ていないかと自問する姿勢を忘れないでください。
(「恋人・夫婦仲相談所」所長 三松真由美)

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