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高額報酬批判を解説! なぜ、国会議員の給料は下がらないのか?

果たしてもらいすぎなの?

 現行法で公設秘書は3名ですが、多くの事務所では3名では足りないので、自費で私設秘書を採用しています。私設秘書の人数を仮に5名と仮定しましょう。経費を1人あたり300万円と試算して、5名と考えても1500万円が固定費としてかかります。交通費や活動費等の経費を考えれば、給与分の2倍(約3000万円)が消えることになります。

 私設秘書の経費は全て、国会議員の自腹ですから大変な出費です。さらに、次の選挙に立候補するための費用もプールしなくてはいけません。人件費、会議費、選挙事務所費、光熱費、通信費、選挙運動用ポスターなどの印刷費や雑費など、ざっと数千万円~数億円は必要になります。

 国会議員の歳費を減らせ(報酬を減らせ)という意見があります。国会法では「議員は一般職の国家公務員の最高の給与額(地域手当等の手当を除く)より少なくない歳費を受ける」と規定されています(国会法第35条)。勝手に下げることができないのです。

 現在の衆議院議員の任期は10月21日に満了します。公職選挙法の規定により、遅くとも11月30日までに選挙が実施されます。今の政治をどのように評価するのか、一人一人が真剣に考えなければいけません。

(コラムニスト、著述家 尾藤克之)

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尾藤克之(びとう・かつゆき)

コラムニスト、著述家 尾藤克之

コラムニスト、著述家。
議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て、現在は障害者支援団体の「アスカ王国」を運営。複数のニュースサイトに投稿。代表作として『頭がいい人の読書術』(すばる舎)など21冊。アメーバブログ「コラム秘伝のタレ」も絶賛公開中。

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