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39歳エリート男性、初デートで“1万2000円”すし懐石ランチを頼まれ交際終了へ

自分のお土産だけ買う姿にしらけ

 雄介さんは心の中で苦笑しました。

(「もうおなかいっぱいで食べられない」って肉とご飯を残したのに、甘い物は別腹って…)

 とはいえ、「食べる」という流れになったので店に入りました。そして、店自慢のシュークリームとコーヒーを注文したのです。

 恭子さんは「おいしい」と言いながら、それをペロリと平らげました。食べ終えて、雄介さんが会計をしていると、その横を素通りして店先に行き、何かを買っている様子でした。会計を済ませた雄介さんのところに、ケーキの小箱を手にした恭子さんがやって来て言いました。

「カスタードクリームが絶妙においしかったので、家でも食べようと思ってお土産に買っちゃいました」

 無邪気にそう言う姿を雄介さんはかわいらしいとは思えず、心の中で言いました。

(僕に食事もシュークリームもごちそうになっておいて、自分の分だけお土産を買ったのか)

 何だか、思い切りしらけてしまったそうです。

初めてのデートで高級すし懐石

 また、こんな女性もいました。

 米田宗一郎さん(39歳、仮名)は一流企業に勤める、年収1000万超えのエリート男性。坂口敦美さん(32歳、仮名)とお見合い後、交際に入りました。結婚相談所のお見合いの場合、個人情報を保護する観点から、交際に入って初めて、仲人を通じてお互いの連絡先を交換します。そして、男性から女性にファーストコールを入れるのが通例です。

 宗一郎さんは指定された時間に、敦美さんに電話をしました。

「交際希望、ありがとうございます」

「こちらこそです。お話も楽しかったし、お仕事のできる男性は違うなと思ったんですよ」

 そんな褒め言葉に宗一郎さんはとてもうれしくなりました。

「早速ですが、週末、ランチしませんか? 敦美さんは和食が好きだとおっしゃっていましたよね。どこかおすすめのお店はありますか?」

「私、一度行ってみたかったお店があるんです。『○○』という名前の、すし懐石のお店なんですけど」

 これまで、仕事ばかりしてきた宗一郎さんは食には疎く、お昼はチェーン店の牛丼やカレー、コンビニ弁当で済ませることがほとんどでした。

「分かりました。『○○』ですね。僕は有名店とかおいしいお店とか全く知らないので、これからいろいろ教えてください。そのお店を予約しておきますね。土曜日の12時でいいですか?」

 こうして電話を切り、早速、そのお店をネットで調べてみました。すると、そこは超高級店で、ランチのすし懐石は1人1万2000円でした。

「えっ、1万2000円? 牛丼なら30杯食べられるぞ」

 とはいえ、そんなセコい考えだと結婚もできないと思い直し、早速、その店を予約しました。

 しかし、一晩眠ってよくよく考えてみたら、最初のデートで高級店を指定してくる女性は先が思いやられる気がしたのです。既にランチを約束してしまったので、その日は会うことにしましたが、それを終えたら、「交際終了」を出そうと思いました。

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鎌田れい(かまた・れい)

仲人・ライター

雑誌や書籍のライターとして活動。得意分野は、恋愛、婚活、芸能、ドキュメントなど。タレントの写真集や単行本の企画構成も手がけてきた。あるカリスマ仲人を取材したことをきっかけに「ご縁を結ぶ仕事」に興味を持ち、現在は結婚ナビゲーターとしても活動中。婚活のためのレクチャーやイベントも多数開催する。プライベートでは、婚活パーティーで知り合った夫と結婚し、双子の母。自らのお見合い経験を生かして結婚相談所を主宰する仲人でもある。「最短結婚ナビ公式サイト」(http://www.saitankekkon.jp)、YouTube「仲人はミタ チャンネル」(https://www.youtube.com/channel/UCObGYwIfj_oY-cm9LlnFmdA)。

コメント

13件のコメント

  1. パパ活でもNGっすよ

  2. 男女平等とかいいながら払いは男とか言っちゃう奴はいつまでたっても結婚できない
    そんなに若くも可愛くもない性悪に金と時間をかけるだけ無駄

  3. こんな女性、女でも嫌だわ。
    もう初回は割り勘でいいのでは?

  4. 記事面白かったです。
    うーん、ただ3人とも女性の方に特にデメリットないし、それ以上付き合いを続けるつもりないからやってるのかもしれないですね。
    おごってもらったら女子会で自慢出来そうですし、ダメ元で断られてもそれはそれで話のネタになりそう。やっぱり最初はおごられるのを遠慮しがちな人の方が良いのかもしれない、それ以外の人は地雷の可能性が高くて怖いですね。。

  5. ホント、この手の人には逆の立場に立って考えて欲しい。自分の財布を当てにするヒモ男、自分の事情を考慮しない自己中な男と結婚したいと思うのだろうか?

  6. 「男性はやはり、女性にはごちそうできる器であってほしい」
    素晴らしいお言葉ですね。「女は、男より経済的に劣っている」、「女は、男に寄生する生き物」という女性蔑視な思想の持ち主でないと、今の時代、なかなかこういうコメントを平然と出せないと思います。こういう思想の人間をこの世から完全に駆除しない限り、性差別はなくならないでしょう。この記事をかいたライターおよび、その掲載を許したスタッフには、ただただ呆れるばかりです。

    • 男女関係なく対等な立場で接するならば、割り勘にしましょう
      ……とか言う記事かと思ったら、「まだ結婚するかどうかも分からない関係のうちは、男性の支出をなるべく抑えてあげる配慮も大切です」だって。結婚したらどうなるんだろうね。
      相手の立場になって考えるとか、ごちそうしてもらったら感謝の気持ちを伝えるのは女性としてじゃなくて社会人として最低限のことでしょうが。婚活じゃなくて就活からやり直したら?

  7. デメリットはめちゃめちゃあるのでは?
    やってる本人たちは「得した!」って思ってるんだろうけど、目先の利益しか見えてないと思う

  8. > 仲人の立場から言えば、男性はやはり、女性にはごちそうできる器であってほしいなと思います。
    この考え↑古くないですか?
    男の器という言い分は解らなくもないが時代錯誤も甚だしく思われ、個人的には疲労を感じます。
    喩えると昭和の人に昭和的な考えを主張されて、議論するのも嫌になっちゃう感じ。
    別に奢るのは吝かではないが…友人としてならともかくパートナーとしては落第かな。

    当方は欧州在住なのですが、日本は万事がこんな調子なので男女平等が浸透しないのでしょう
    記事の見合いやデートって将来連れ添うパートナーを探す趣旨ですよね?もし教会で挙式すると
    「病める時も、健やかなる時も、死がふたりを分かつまで愛し、慈しむことを誓いますか?」などと
    訊かれるわけですが、デートで男が奢るべきとか言っている人が、病める夫に寄り添えると思いますか?

    女性側にデメリット無いって声もあるようですが、年収1千万円超の人なんて優良物件だったのでは?
    ただ社会的地位があって高級取りな人は物の値段や人件費などコストの概念が解ってる人のはずで
    分不相応な希望を出したら簡単に見破られるけど

  9. 自分が女だったら初回デートでも割り勘にするわ
    もし奢ってもらったら次奢りますって言う
    共働き当たり前の時代でその感覚ないのヤバいだろ

  10. 二十代のうちに結婚しとかないとこうやって婚活で奢ってもらって当たり前の女の人としか巡り会えないしそんな乞食に奢って結婚できるかも怪しいのにましてや浮気されるリスクを考えると普通に独身で暮せばいいのにと思ってしまう 四十代までに結婚できない人は基本容姿か知能か性格に問題があると思ってるけど婚活で奢ってもらって当たり前みたいな人が多いことを考えるとやっぱりその通りなんだな 

    この記事を読んで今の彼女は割り勘でいつも出してくれるから本当にいい人なんだなぁって改めて思えてよかったです。

  11. いや、そもそも男性が奢ることが前提と言う暗黙の了解あることがおかしいんだが。仲介側がそう言う不文律を無くすために、割り勘もしくは6:4が基本って言い続ければそれが暗黙の了解に、変わると思うんだけどなぁ。何ら努力もしないで、頭悪い記事書いてても何も変わらない。頭の中お花畑なんですかね?

  12. 女性の名前を晒せば良いのに?
    今後の被害を増やさないためにも。