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「ミキサー」「ブレンダー」「ジューサー」は何が違うのか

自宅で簡単に野菜ジュースや果物ジュースが作れる人気家電「ミキサー」「ブレンダー」「ジューサー」ですが、その違いとそれぞれの特徴はどのようなものでしょうか。トップメーカーに聞きました。

ティファールのミキサー「ミックス&ドリンク」

 野菜や果物を自宅で手軽にジュースにできる人気家電「ミキサー」「ブレンダー」「ジューサー」。店頭には多くの商品が並び、どれを買うべきか悩んでしまうという人も多いと思いますが、何となく選んでしまうと、ほとんど使わないままお蔵入りしてしまうことになりかねません。これら3種類の違いや特徴を正しく知り、暮らしに最適な自分だけの一台を選びましょう。ティファール(株式会社グループセブ ジャパン)マーケティング本部の山田香菜子さんに聞きました。

ミキサーは「切り刻む」「混ぜる」

 まず「ミキサー」は、容器の底に付いている刃を高速回転させ、食材を細かく切り刻んで液体と一緒に撹拌(かくはん)するものです。「切り刻む」「混ぜる」機能を持つのが特徴で、固体のものを液体状にします。野菜や果物に水や牛乳などの水分を加えることで、簡単にジュースやスムージーを作ることができます。

「ミキサーは素材をまるごとジュースやスムージーにするため、食物繊維が豊富に残り、トロッとした口当たりになります。また絞りカスなども出ないため、お手入れが簡単なのも特徴です」(山田さん)

 次に「ブレンダー」は、実はミキサーと同じものを指す言葉。日本ではミキサーの名称で浸透していますが、海外では、卵や生クリームの泡立てやケーキなどの生地を混ぜる時に使用する家電器具を指します。世界的に見るとブレンダーの方が正式な名称として使用されていることが多いようです。

 最後に「ジューサー」は、刃を回転させて食材を細かく砕き、それをこすことで水分だけを絞り出すもの。残った繊維や絞りカスは排出できるため、繊維質の多い食材からでも飲みやすいジュースが作れます。

「必要な水分は素材に含まれる分のみ。ミキサーのように水分を加えないため、素材100%のジュースを作ることができます。繊維や身を取り除くため、ミキサーで作る場合より量は少なくなりますが、口当たりがサラッとしたジュースに仕上がるのが特徴です」

 また、ジューサーの特徴は「高速」と「低速」タイプに分かれること。従来の一般的なジューサーは「高速遠心分離方式」が採用されている高速タイプ。刃が高速回転することで食材を砕くため、摩擦による熱で栄養素が壊れることもありますが、硬い食材でもジュースが作れるのがメリットです。一方、近年「スロージューサー」として注目されている低速タイプは、1分間に数十回転の「石臼式低速圧縮絞り」を採用。食材を圧縮しながらすり潰して絞ることで、食材の味や栄養そのままの濃厚なジュースに仕上がります。水分の多い柔らかい素材に最適です。

 ミキサーやブレンダーは入れた食材を全部一緒に混ぜるのに対し、ジューサーは入れた食材の水分だけを抽出する点に違いがあります。

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