中居正広、ジャニーズ残留 そこにある「SMAP再結成への希望」よりも大きな意味
テレビマンもアイドル続行を希望
この春、中居さんがMCを務める「中居正広のミになる図書館」は深夜からゴールデンタイムに昇格し、異例の生放送を行うことになりました。しかも対峙する出演者は20代の若手から60代の大物まで「各年代のタレントを相手にトークする」という離れ業。アイドルMCの地位を向上させるとともに、自らの身をもって後輩たちに教えようとしているようにも見えます。
また、中居さんは4月、香取さんがMCを務める「SmaSTATION!!」のほか、「アメトーーク!」「帰れまサンデー」(いずれもテレビ朝日系)にゲスト出演。SMAP解散直後の1月にゲスト出演した「めちゃめちゃイケてるッ!」(フジテレビ系)も含め、MCにとどまらないバラドルとしてのスキルを改めて見せつけました。
アイドルMCとバラドルのトップランナーとしての影響は計り知れないものがあるため、「残留してよかった」と胸をなで下ろしている後輩は多いでしょう。一方、テレビマンたちも「中居さんなら、退所して普通のMCやバラエティータレントになったとしても大丈夫だけど、今のアイドルを感じさせるスタイルは面白いからもったいない」というのが本音。残留を喜んでいる人は多いだけに、今後もオファーが増えることはあっても、減ることはないはずです。
(コラムニスト、テレビ解説者 木村隆志)
コメント