在宅時間増で支出に変化 コロナ禍における「家計」の上手なやりくりとは?
電気代以外の固定費も見直しを
電気代の節約ができたら、他の固定費も見直してみましょう。
他の固定費には、月々の家賃や住宅ローン、携帯電話代、生命保険料などがあります。家を引っ越すのは少々ハードルが高いかもしれませんが、住宅ローンの借り換えやスマホ、保険の見直しなどは、固定費のダウンに大きく役立ちます。特に、スマホ代は大手キャリアから格安SIMに乗り換えるだけで、月平均で5000円程度減らせるようです。
固定費にメスを入れたら、変動費である食費もチェックしましょう。在宅時間が長いからといって暴飲暴食してしまうようでは、家計にも体にもよくありません。そういう支出があるなら減らす努力をしてください。
ただ、何でもかんでも切り詰めるのも味気ないので、優先順位を考え、メリハリをつけて、どこを減らすか、この機会に考えてみてください。
緊急事態宣言こそ解除になりましたが、完全に終息したわけではありません。第2波、第3波がやってきて、再び緊急事態宣言が出される可能性もないとはいえないでしょう。そうしたときに、今回ご紹介したような節約術を取り入れているかいないかで、家計はきっと変わってくるはず。ぜひ試してみてください。
(ファイナンシャルプランナー、Money&You取締役 高山一恵)
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