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あなたは大丈夫!? 急増する「させていただきます症候群」とは

状況を考慮して相手を不快にさせない

2.相手にとって望ましくないことに使う

「バイトの時間を変更させていただきます」「今日で辞めさせていただきます」といった使い方は、文法的に誤りではなくても、自分の意思を“強く一方的に”伝えているように取られてしまいます。「いただく」の平常語が「もらう」であることを考えると、「相手にとって望ましくないこと(もの)」=「相手がしぶしぶあなたに与えること(もの)」だからです。

 このような状況では、事情を説明した上で、「バイトの時間を変更することはできますでしょうか」「今月末までで辞めさせていただいてもよろしいでしょうか」(※そもそも今日辞めない)とするのが自然です。

 一方、相手が期待していることや、相手にとって良いことであれば、「させていただきます」を使うと、相手にとても良い印象を与えることができます。ホテルのスタッフから「ご案内させていただきます」「説明させていただきます」と言われて不快に感じる人はいないでしょう。

 三宅さんは「『させていただきます』の前に来る動詞の『活用』を考えながら使うのは難しいかもしれません。しかし相手にとって望ましいものであるかどうか、状況を考えることができれば、少なくとも不快な印象は与えなくて済みます」と話しています。

(オトナンサー編集部)

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