いよいよクライマックスへ! 「逃げ恥ロス」から自分を守るための方法
新垣結衣さん主演の人気ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のクライマックスが近づいています。ネット上には早くも、その喪失感を表す「逃げ恥ロス」なる言葉も出現。そこで今回は、こんな時に元気になれる方法を取材しました。

女優の新垣結衣さん主演のTBS系連続ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(毎週火曜 後10:00)。そのストーリーも去ることながら、出演する星野源さんの「恋」に合わせてキャストたちが踊る「恋ダンス」も人気ですね。
しかしドラマは第9話を終えていよいよクライマックスが近づいています。その人気の裏返しでしょうか、ネット上には、ドラマが終わったときの喪失感を意味する「逃げ恥ロス」なる言葉もちらほら……。そこで今回は、こうした時に元気を取り戻す方法について、恋愛相談で知られる心理カウンセラーの近藤あきとしさんに聞きました。
気持ちの共有が「効果的」

Q.大好きなドラマが終わってしまうと喪失感を覚えるのはなぜですか。
近藤さん「男女や友人、家族などの人間関係を描いたドラマは回を追うごとにその関係が育っていくため、やがて見ている側もその成長に関わっているような気分になり、生活の一部、さらには自分の一部と感じるようになります。したがって、その終了時には大切な家族を失ってしまったような喪失感を覚えるのでしょう」
Q.どうしてもつらい時にはどうしたらよいのですか。
近藤さん「人間の心は、つらい気持ちを無理に忘れようとすると、後から一気に気持ちが押し寄せて余計つらくなるようになっているため、無理に忘れようとしてはいけません。ファンサイトを作ったり、自分の思いをブログやSNSに投稿したりすることで、気持ちを共有するのが効果的です。心の中に少しずつ“保管場所”が作られていきます」
Q.喪失感を紛らわす効果的な方法はありますか。
近藤さん「録画を見たり、ウェブで再放送を見たりすることも効果的でしょう。NHKの朝ドラや大河ドラマはすぐに次の作品の放映が始まるため、新しい物語に心がなじめば喪失感は自然に解消されるでしょう」
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