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ネットやらずにサウナ来い! カリスマ熱波師が語る「お互いさまの精神」とは

熱波と気合で煩悩を吹き飛ばせ

 熱波の魅力を「非日常的な高揚感」いう井上さん。ただでさえ熱いサウナの中で、熱波を浴びるとさらに汗をかきます。「私は熱波を『カタルシスウエーブ』と呼んでいます」。カタルシスはギリシャ語で「精神の浄化」の意味です。

 それに加えて、井上さんは独自のパフォーマンスを行っているそう。「お客さんを大声でアジテーションするんです。『熱さを乗り越えろ』と何度も言いますね」。1回のイベントで、熱波を108回連続で行うことも。108は「煩悩の数」を表しており、「途中で脱落してサウナを出る人もいますが、皆さん拍手で送り出していますよ」。

 しかし、熱いパフォーマンスとは裏腹に、井上さんはエンターテインメント化の進んだサウナ業界について「行き着くところまで行っている」と冷めています。業界の未来は「そこで働くスタッフ」にあるとのこと。「サウナは他人とのコミュニティーであることが基本。あのサービスがあるから、ではなく、あのスタッフが働いているからあの店に行きたいと思ってもらうことが大切です」。

 井上さんは最後にこうひと言。「インターネットばかりやってる暇があったら、とりあえずサウナに来い!」。

(オトナンサー編集部)

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井上勝正(いのうえ・かつまさ)

サウナ皇帝

1970年1月大阪生まれ。ボディービル、パワーリフティング、シュートボクシングを経験後、大日本プロレス入門。「チーム若作り」のリーダーとして、熱血ファイトスタイルでファンにおなじみとなった。2007年に新日本プロレスの中西学とシングル対決、2009年8月廃業。同年夏からサウナを主戦場に、当時アメトークで話題となった、サウナ内で風をバスタオルで送るイベント「熱波」のスタッフ「熱波師」としてデビュー。当時は限られたサウナ施設でしか「熱波」は開催されておらず、一般のスタッフの 枠を超越したキャラクターの熱波師は井上が第一人者と言われている。

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