• HOME
  • レジャー
  • ネットやらずにサウナ来い! カリスマ熱波師が語る「お互いさまの精神」とは

ネットやらずにサウナ来い! カリスマ熱波師が語る「お互いさまの精神」とは

サウナがエンターテインメントとして進化しています。タオルを使って入浴者を仰ぐ「ロウリュ」は「熱波師」というカリスマを生み出し、サウナ付きのスーパー銭湯「ヘルスセンター」も増加中。そこで今回は異色の「サウナ皇帝」に、その魅力を聞きました。

「サウナ皇帝」が語るサウナの基本や魅力とは…

 サウナのエンターテインメント化が進んでいます。

 湿度の高いサウナ内で、タオルを使って入浴者を仰ぐサービス「ロウリュ(アウフグースとも)」は「熱波師」と呼ばれるカリスマを生み出し、テレビ番組にたびたび取り上げられるほど。厚生労働省によると、サウナを併設したスーパー銭湯「ヘルスセンター」は近年増加しており、活況の様相を呈しています。

 オトナンサー編集部では今回、元プロレスラーの熱波師で「サウナ皇帝」の異名を持つ井上勝正さんに、サウナの基本や熱波について聞きました。

「騒がない」「独占しない」「譲り合う」

 娯楽の選択肢が増えた昨今、旧来のサウナは建物の老朽化もあり、「オヤジの聖地」という看板だけでは経営が厳しいのが実情です。その一方で、郊外型のスーパー銭湯の人気は加速。これについて井上さんは「サウナやお風呂以外にも、おいしいご飯も食べられますし、一つのテーマパークだからでしょう。家族全員で行けるのも大きな特長ですね」と話します。

 サウナのルーツはフィンランドで、約2000年前から存在していたとされます。「これだけ長く残っているということは、人間にとって必要だということでしょう」と井上さん。“必要なもの”は広めるしかない、とテレビ番組に頻繁に出演、「注目されないと世間に届かないし、業界も盛り上がりませんからね」。

 そんな井上さんは、サウナを「マナーがありつつも、一体感のあるコミュニティー」と定義します。「騒がない」「座る場所を独り占めしない」「限られたスペースを譲り合う」などのマナーを通して、昨今希薄になった「『お互いさま』の精神を取り戻したい」と語ります。

1 2

井上勝正(いのうえ・かつまさ)

サウナ皇帝

1970年1月大阪生まれ。ボディービル、パワーリフティング、シュートボクシングを経験後、大日本プロレス入門。「チーム若作り」のリーダーとして、熱血ファイトスタイルでファンにおなじみとなった。2007年に新日本プロレスの中西学とシングル対決、2009年8月廃業。同年夏からサウナを主戦場に、当時アメトークで話題となった、サウナ内で風をバスタオルで送るイベント「熱波」のスタッフ「熱波師」としてデビュー。当時は限られたサウナ施設でしか「熱波」は開催されておらず、一般のスタッフの 枠を超越したキャラクターの熱波師は井上が第一人者と言われている。