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“食べるはちみつ”の次は…「明治禁断のアップルパイの中身だけ」が話題に、同社に聞く

明治が「禁断の食べるはちみつ」に続く「禁断シリーズ」の第2弾を発売。アップルパイの中身だけをイメージしたゼリーといいますが――。

「明治禁断のアップルパイの中身だけ」(明治提供)
「明治禁断のアップルパイの中身だけ」(明治提供)

「禁断の食べるはちみつ」で昨年大きな話題を提供した明治(東京都中央区)が、「禁断シリーズ」の第2弾を発売しました。アップルパイの中身だけをイメージしたゼリーで、今回も話題となっています。一方、大阪の菓子メーカーからは、高級ウイスキーを使用した未成年お断りのプリンという、まさに“禁断”のスイーツも登場。SNS上では「罪深い食べ物」「結構酔う」「買ってしまった」などの声が上がっています。商品の開発経緯について、各メーカーに取材しました。

「禁断のはちみつ」は2018年8月に終売

 明治が、1月22日に発売した「明治禁断のアップルパイの中身だけ」(税抜き130円)はその名の通り、アップルパイの中身をイメージしたゼリーを容器に詰めています。シナモンソースを加え、煮詰めたりんごのような独特の食感を表現しました。昨年3月発売で、SNS上で賛否両論の意見が寄せられるなど大きな話題となった「明治禁断の食べるはちみつ」の後継商品として開発されました。

 今回の新商品について、明治の開発担当者に聞きました。

Q.なぜ、この商品を開発したのですか。

担当者「『明治禁断の食べるはちみつ』以上の驚きと話題性を提供したいと考えました。そこで、定番メニューとして親しまれており、近年、専門店も続々とオープンしているトレンドデザートの『アップルパイ』に着目し、『一番おいしいところだけ』をぜいたくに味わえるように開発しました。開発にあたっては、お客さまから『禁断のはちみつ』に寄せられた感想を参考にしました」

Q.「禁断のはちみつ」の販売は好調でしたか。

担当者「具体的な数字はお伝えできませんが、SNSを中心に話題となったこともあり、序盤は好調な売り上げを記録しました。なお、商品は2018年8月に終売しています」

Q.「アップルパイ…」の開発にかかった期間や開発時に苦労したこと、工夫したことは。

担当者「アイデアの検討も含め10カ月近くかかりました。より多くのお客さまに『禁断の味わい』を楽しんでいただくため、インパクトがあり、ワクワクするようなアイデアや商品名、パッケージデザインなどの考案に苦労しました。アイデアが決まってからは、まるで『アップルパイの中身だけ』を食べていると錯覚できるよう味わいや食感を工夫しました」

Q.どのような意見が寄せられていますか。

担当者「『禁断のはちみつ』の第2弾が出ると、発売前から喜んでくださるお客さまがいらっしゃいました。食べていただいたお客さまからは『おいしい。大好き』というありがたい意見のほか、『リンゴジャムじゃないの?』というツッコミや『やっぱり禁断だった』という声を頂いています」

Q.今度も「明治禁断の○○」シリーズを発売する予定はありますか。

担当者「お客さまの反応も見ながら、検討してきたいと考えています」

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