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今日は【土用の丑の日】実はあまり知らない《ウナギの栄養》って? 「かば焼き」「白焼き」の意外なカロリーの差も解説

かば焼きと白焼き、カロリーが高いのは意外にも…

 ところで、脂がしっかりのったウナギはとてもおいしいものですが、「カロリーが気になる」という人もいるかもしれません。

 ウナギの焼き方には、濃い口しょうゆや酒、みりん、砂糖などを合わせたたれにつけて焼く「かば焼き」と、たれや油をつけずにそのまま焼き上げる「白焼き」があります。この両者、「カロリーが高い」のはどちらだと思いますか?

かば焼き……100グラム当たり293キロカロリー、1食分(150グラム)では440キロカロリー
白焼き……100グラム当たり331キロカロリー、1食分(150グラム)では497キロカロリー

 この通り、意外にも「白焼き」の方が、カロリーが高いのです。白焼きは甘いたれがついておらず、見た目もさっぱりして見えるので、かば焼きよりもカロリーが低いと思われがちですが、この差には焼き方の違いが関係しています。

 一度しか焼かない白焼きに対し、かば焼きは一度焼いた後にたれをつけてまた焼くため、魚の脂が落ちやすく、カロリーも下がりやすくなるのです。

 先述の通り、ウナギにはさまざまな栄養素が豊富に含まれていますが、その一方で食物繊維は全く含まれず、ビタミンCの含有量は微量です。

 そのため、ウナギを食べる際は、食物繊維が豊富なワカメやモズクといった海藻類の酢の物を副菜として組み合わせたり、ビタミンCが豊富なブロッコリーやパプリカなどを使ったサラダを添えたりするのがおすすめです。また、野菜やキノコをたっぷり入れたみそ汁、すまし汁などを添えれば、さらに栄養素を補いやすくなります。

 副菜や汁物を上手に組み合わせることで全体の栄養バランスは整うため、献立作りの参考にはしていただきたいですが、一方で、ウナギを食べる機会はそう多くはないので、夏のイベントとして気にせずに楽しむことも大切です。

(オトナンサー編集部)

【画像】これが《ウナギ料理》にプラスすると栄養バランスが整う「副菜」です!ちょっと意外!

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岸百合恵(きし・ゆりえ)

プロボクサー、管理栄養士、日本糖尿病療養指導士

病院食の管理・調理業務や企業での特定保健指導を経て、生活習慣病診療を専門とするクリニックにおいて5年間、栄養指導を実施。アスリートとしても夢を追い掛け、2017年に日本ボクシングコミッション(JBC)のプロテストに挑戦し、一発合格。「闘う管理栄養士」として、チャンピオンを目指して日々トレーニングに励みながら、ボディーメークや健康管理の指導を行う。現在は、スポーツ・睡眠歯科分野の診療を行う歯科医院で、アスリートへの食事指導や、一般患者へのダイエット、フレイル・サルコペニア予防の指導を行う他、内科クリニックで生活習慣病患者に対する食事指導を行っている。

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