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今日は【土用の丑の日】実はあまり知らない《ウナギの栄養》って? 「かば焼き」「白焼き」の意外なカロリーの差も解説

7月19日は「土用の丑の日」。ウナギを食べる習慣があることで知られる日ですが、ウナギに含まれる栄養について、あなたは正しく知っていますか? 管理栄養士に聞きました。

ウナギにはどんな栄養が?
ウナギにはどんな栄養が?

 2025年の「土用の丑(うし)の日」は7月19日です。土用の丑の日に食べるものといえば、スタミナ食材として知られる「ウナギ」。毎年、この日に「必ずウナギを食べる」という人も多いことでしょう。しかしこのウナギ、実際にどんな栄養が含まれているのかを正しく知っていますか?

 管理栄養士の岸百合恵さんは「ウナギにはさまざまな栄養素が豊富に含まれている」と話します。実は「かば焼き」と「白焼き」では、カロリーも異なるのだとか。土用の丑の日だからこそ知りたい「ウナギ」の栄養について、詳しく教えていただきました。

エネルギーとタンパク質の両方を摂取できる

 スタミナ食品の代表格として知られている「ウナギ」。実際、ウナギには体にとって大切な栄養素がたっぷり含まれています。

 例えば、カリウムやカルシウム、鉄、銅。これらの栄養により、肩こりや目の疲れなどを和らげ、余分なナトリウムを排出し、骨を丈夫にしてくれる効果などが期待できます。まさに“夏バテ解消”にぴったりの食材といえるでしょう。

 中でも、次に挙げる栄養素は特に豊富です。

【ビタミンA、ビタミンB】

皮膚や粘膜、目を健康に保つビタミンAは、食材の中でも抜群に多く含まれており、1尾で一日に必要な摂取量をほぼ完全に取ることができます。脂質やタンパク質、糖質の代謝を助けるビタミンB1、B2、B6も豊富で、疲労回復効果に優れています。

ビタミンAは脂とともに摂取することで吸収率が上がるため、ウナギとの相性もよいのですが、過剰摂取すると健康に害となってしまう「過剰症」発症のリスクもあります。ウナギを日常的に食べるという人はそこまで多くはないかと思いますが、普段の食生活や他の食材との食べ合わせにもよるので、念のため食べ過ぎには注意しましょう。

【EPA・DHA】

少し意外かもしれませんが、ウナギは青魚の代表であるサンマと同程度、またアジやサケよりも多く「DHA(ドコサヘキサエン酸)」「EPA(エイコサペンタエン酸)」を含んでいる魚です。良質な脂質である「EPA」は、血液や血管の健康維持には欠かせない成分であり、血中のコレステロールや中性脂肪の値を下げる働きもあります。「DHA」は脳の発達、成長に欠かせません。

【タンパク質】

タンパク質の含有量も見逃せません。ウナギは100グラムあたりで23グラム、1尾約150グラムで34.5グラムと、かなり高タンパクの食材です。ウナギは脂質が多いのでダイエットには向きませんが、エネルギーとタンパク質の両方を摂取できるほか、多くのビタミンやミネラルも含まれるので、スタミナをつけたいときや、筋トレで身体を大きくしたい場合に効果的です。

【画像】これが《ウナギ料理》にプラスすると栄養バランスが整う「副菜」です!ちょっと意外!

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岸百合恵(きし・ゆりえ)

プロボクサー、管理栄養士、日本糖尿病療養指導士

病院食の管理・調理業務や企業での特定保健指導を経て、生活習慣病診療を専門とするクリニックにおいて5年間、栄養指導を実施。アスリートとしても夢を追い掛け、2017年に日本ボクシングコミッション(JBC)のプロテストに挑戦し、一発合格。「闘う管理栄養士」として、チャンピオンを目指して日々トレーニングに励みながら、ボディーメークや健康管理の指導を行う。現在は、スポーツ・睡眠歯科分野の診療を行う歯科医院で、アスリートへの食事指導や、一般患者へのダイエット、フレイル・サルコペニア予防の指導を行う他、内科クリニックで生活習慣病患者に対する食事指導を行っている。

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