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【発達障害】通常学級・特別支援学級・特別支援学校は、どう選ぶ? 自閉症児を育てた母の“実体験”

特別支援教育は、スペシャルスクール

 知的遅れがない発達障害児の固定学級として、「情緒障害児学級」がある場合は、そこに通わせることも選択の一つとなるでしょう。自治体によってはない場合もあるので、通常学級に籍を置きながら、「通級指導教室」を利用する方法もあります。

 海外では、「特別に支援される権利があるわが子」として、特別支援教育を捉える人も多くいると聞いたことがあります。私は、自閉症の息子が、特別支援学級や特別支援学校で学ぶ姿を見ながら、「特別支援教育は、その子どもに合わせた環境で学ぶ機会を得られる、スペシャルスクールだ」と感じていました。

「知的障害があるからこそ、通常学級に行った方が、定型発達児から多くの刺激を受けて伸びるかもしれない」という考え方もありますし、「支援級に行き、きめ細かな対応をしてもらう方が伸びるかもしれない」という考え方もあります。正解はありません。

 親の気持ちだけではなく、お子さんにとって一番いい教育環境はどこなのか。それを考えて、進級先を決めるとよいと思います。

(子育て本著者・講演家 立石美津子)

【画像】「えっ…そうだったの…?」 これが「発達障害児」にみられることのある行動です(5つ)

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立石美津子(たていし・みつこ)

子育て本著者・講演家

20年間学習塾を経営。現在は著者・講演家として活動。自閉症スペクトラム支援士。著書は「1人でできる子が育つ『テキトー母さん』のすすめ」(日本実業出版社)、「はずれ先生にあたったとき読む本」(青春出版社)、「子どもも親も幸せになる 発達障害の子の育て方」(すばる舎)、「動画でおぼえちゃうドリル 笑えるひらがな」(小学館)など多数。日本医学ジャーナリスト協会賞(2019年度)で大賞を受賞したノンフィクション作品「発達障害に生まれて 自閉症児と母の17年」(中央公論新社、小児外科医・松永正訓著)のモデルにもなっている。オフィシャルブログ(http://www.tateishi-mitsuko.com/blog/)、Voicy(https://voicy.jp/channel/4272)。

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