【賛否】実は疑問の声も多い「退職時のお菓子配り」本当に必要? SNS「意味ない」「円満退社って感じになる」
風習として何となく受け入れている人も多いであろう「退職時のお菓子配り」。しかし、SNSでは「あいさつしに行く口実」「何のためなの?」など賛否あるようです。
退職のあいさつとして「職場でお菓子を配る」というのは、社会人ならよく目にする光景ですよね。風習として何となく受け入れている人も多い一方で、SNSでは「本当にこれって必要なの?」という声も上がっているようです。
「退職のプレゼントをもらってるから、お礼に仕方なく…」
「お菓子配りは不要」と考える人の中で、特に多いのが「経済的な負担や労力の無駄」という理由。「本気で退職時のお菓子を欲しいと思ってる人なんているわけないのに、わざわざ買うのは意味ないと思う」「人数が多い職場だと、意外と値段もバカにならない。必要ないお金と手間が発生してる」などの意見が上がっています。
「職場や部署のメンバー全員に配る」という慣習に対しても、「お世話になった人に、個人的にプレゼントすればいい」「たいして関わりのない人にお菓子をあげるのは何のためなの?」など、疑問の声が寄せられていました。
一方で、「全員に配る」ことの利点としては「お世話になった人にあいさつしに行く口実にもなるし、皆に配ることで『◯◯にはあいさつしなかった』みたいな変なうわさも立たない」といった意見も。「普段、あまり絡みのない人にも感謝を伝えるきっかけになるから助かった」と、実際にやってよかったと思った人もいるようです。
お菓子配りが「必要」だと思う人からは、この風習を「心理的なクッション」として有効だと捉える意見が。「退職することは少なからず迷惑をかけることだから、こういう場があると多少気が楽になる」「お菓子配りをすることで『円満退社』って感じの雰囲気になるし、意外と役に立ってるのでは?」などの声がありました。
他にも、「大人数だったり、シフト制だったりすると辞めたこと自体を知らなくて、お菓子が置いてあって初めて知ることもある」という意見も。さらに、中間的な意見としては「退職のプレゼントをもらってるから、お礼に仕方なく配る」という人も少なくないようです。「お互いにプレゼントをナシにできるならいいけど、そうもいかないよね」といった声もあるように、お互いの気遣いにより習慣が続いているという側面もあるのかもしれません。
一概に「必要」「不要」と言い切れないこの問題。自分の職場環境や人間関係に合わせて、後悔のない選択ができるといいですね。退職時の「お菓子配り」、あなたはどう思いますか?
(オトナンサー編集部)
コメント