カフェで“茶色いスマホケース”を持つ人に次々遭遇 オチに「そんな風になる?」
カフェにいたとき、ふと隣の席の人が持っているスマホケースが気になりました。そして店内を見回すと、同じようなデザインのケースを持つ人が何人も。不思議に思った作者でしたが…。Instagramで公開された漫画に、「そんな風になる?」と驚きの声が集まっています。作者の☆まかりな☆まりさんにお話を聞きました。
ふと気付いた衝撃的な事実について描いた漫画「近くにありすぎて、気がつけない」が、Instagramで1000以上のいいねを集めて話題となっています。
ある日、カフェにいた作者。隣に座った男性が、茶色っぽいスマホケースを持っていました。ふと気付くと似た色のケースを持っている人がたくさんいて…。読者からは「そんな風になる?」「うわあ…」など、驚きの声が上がっています。
結局、スマホケースは変えず
この漫画を描いたのは、双子の芸人で漫画家でもある「☆まかりな☆」の妹、まりさんです。漫画やイラスト作品を、Instagramとブログ「☆まかりな☆のにこにこ漫画ブログ」などで発表しています。まりさんに、この作品についてのお話を聞きました。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
まりさん「芸人時代からブログや仕事、ネタなどでも描いていたので、描き始めたのはもう10年くらい前です。本格的に漫画制作に力を入れ始めたのは2018年ごろからです」
Q.漫画「近くにありすぎて、気がつけない」を描こうと思ったきっかけを教えてください。
まりさん「カフェでの作業中に、『なんでみんな、スマホケースが茶色なんだろう? みんな同じところで買っているのかな?』と疑問に思ったのがきっかけでした」
Q.「茶色のスマホケース」の衝撃的な事実に気付いたとき、どう思いましたか。
まりさん「汚くて、人のスマホには触りたくないなと思いました。そうしたら、まさか自分のスマホもそうなっているなんて…! 灯台下(もと)暗し! 本当に、自分のことはなかなか気が付かないものだなと思いました」
Q.その後、ご自身のスマホケースは変えましたか。
まりさん「それが、変えていません。愛着のあるケースだし、どうせまた汚れるしなあと…。『みんなも茶色になってるし!』と、開き直っているのかもしれません」
Q.漫画「近くにありすぎて、気がつけない」に、どのような意見が寄せられていますか。
まりさん「『そんな風になったことないです』という、きれい好きな人からのコメントや、『私のかわいい花付きのスマホケースが、ある日ドライフラワーになっていました』と、さらに面白いコメントをくださった人もいました」
Q.他にも、「近くにありすぎて気が付けない」ことがあったら教えてください。
まりさん「メイクです。毎日メイクしていると、『これでこうで、これがこう!』という定型文みたいな感じで、同じメイクをしていませんか? ある日、友達の顔が、メイクしている方が老けて見えて…。『これならメイクしていない方がマシ』というくらい、メイクが古いんですよ。それを見て、『ああ、メイクも時代や年齢とともに、変えていかないとダメなんだな』と思いました。
そして、私自身もそうなっていることに気が付いたんです。毎日メイクしていると、なかなか気が付かないものなんですね」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えてください。
まりさん「かわいいキャラも大好きなので、かわいいキャラが繰り広げる、少し不思議でマヌケで、ほんわかしたお話も描きたいと思っています」
(オトナンサー編集部)
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