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作者が教える“夫婦円満”のコツが目からウロコすぎる漫画 「見習おう」「憧れる」と反響

夫婦円満のコツを描いた漫画が話題に。取材時に円満のヒントを聞かれることが増えたという男性漫画家が紹介したのは、「お互いに嫌いなことを教え合う」ことで…。

「好き、より嫌いな部分を共有する話」の1カット=さわぐち けいすけ(@tricolorebicol1)さん提供
「好き、より嫌いな部分を共有する話」の1カット=さわぐち けいすけ(@tricolorebicol1)さん提供

 夫婦円満のコツを描いた漫画が、SNS上で話題となっています。取材時に円満のヒントを聞かれることが増えたという男性漫画家。そこで彼が紹介したのは、「お互いに嫌いなことを教え合う」ことで…という内容で、SNS上では「遠慮せず共有できるのは素晴らしい」「見習いたい」「こういう関係に憧れる」「これは職場でも言えることでは」などの声が上がっています。作者に話を聞きました。

嫌いなことを共有し、ストレスが軽減

 この漫画を描いたのは、さわぐち けいすけさん(ペンネーム)。イラストレーターや漫画家として活動しています。2017年11月に「妻は他人 だから夫婦は面白い」(KADOKAWA)、2018年4月には「人は他人 異なる思考を楽しむ工夫」(同)を出版しています。

Q.漫画を描き始めたのはいつ頃ですか。

さわぐちさん「2016年です。取材や資料集めにお金をかける余裕がなかったので、日常を題材に描き始めました」

Q.この漫画を描いた理由は。

さわぐちさん「『質問されることが多いこと=知りたい人が多いこと』と仮定し、それに答えるような漫画を描けば、分かりやすく伝わると思ったからです。以前から、友達から夫婦円満のコツを相談されることが多かったので、大勢のためというよりは友達に向けて描いているつもりでした。

思った以上に反響があり、最近はメディアから質問を受けることも増えました」

Q.嫌いなことを共有して、ストレス、けんかは減りましたか。

さわぐちさん「相手を不快にさせないように、お互いに嫌いなことを伝えられるようになったので、ストレスはないですね。また、妻とけんかの経験はないです」

Q.友人など夫婦以外の間柄でも、嫌いなことを共有できるでしょうか。

さわぐちさん「内容と言い方さえ気をつければ共有できると思います」

Q.読者からはどのような意見が寄せられていますか。

さわぐちさん「『ウチはこうしています』『参考になった』『試してみたい』『共感できる』などさまざまな意見をもらいました。夫婦関係に限らず、人との付き合い方に正解はないので、私と妻の個人的な付き合い方を漫画で見た方が、何かを考える小さなきっかけになると幸いです」

(報道チーム)

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